解決済み
小学校教員の勤務実態…教員の方に質問です。 先日、過労死の報道を見て驚きました。月の時間外労働時間など、教員をしている弟の労働時間と同じ位だったからです。就任当初から「みんな夜遅くまで残る、土日も出勤して業務をしている」と校長から言われ、その言葉通り、経験年数男女問わず教員も皆、平日は最低でも21時ごろまでは残っており、終バス終電の人も多いそうです。土日は必ずどちらか出勤して、業務をしているそうです(8時間程度)。さらに、家でもやっているとのことです。 弟は、毎朝5時起きで1時間は必ず仕事をした後出勤、家に帰るのは22時を超えます。土日も必ず出勤しています。 職場環境から事実上そうせざるを得ないのと、業務があまりに多いためだといいます。 妻子がいますが、寝ているうちに出て、寝ているときに帰るのでほとんど子供と触れ合うことがない日々だそうです。 厚労省の過労死基準(月超過80時間)を軽く上回ります。残業代が出ればまだしも、時間外手当や残業代もでないのですから、本当にブラックを超えるブラックになっていると思います。 私は私企業に勤めていますが、あの時間外労働時間数(月110~130時間程度)働いたら、現在の給料の2倍近い手取りをもらっていてもおかしくありません。 ここまで労基法に反する状況になっている学校ってあるのでしょうか。教員の労働組合は機能していないのでしょうか? また、毎年、校長曰く「業務みたいなもの」とのことで、教員全員での旅行に参加させられ、一泊で近辺なのに数万円が徴収されるそうです。 弟は20代後半ですが転職したばかりで、この学校しか知りません。どこもこんな感じなのでしょうか。 精神面ではタフなのですが、どんどん痩せていき、体が心配です。 好きで始めた仕事だからといっても、勤務実態がひどすぎるように感じます。
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1「労働組合は機能していないのでしょうか。」 労働組合が機能している学校はブラックではありません。残業も土日出勤もほとんどありません。よって、弟さんの小学校は労働組合が機能していない学校です。 2「どこもこんな感じなのでしょうか。」 小学校は組合に入っているかで多忙な学校と暇な学校の差が大きいです。 因みに、弟さんの小学校は部活がある学校ですか。研究校やモデル校でしょうか。 文部科学大臣の賞をいただいたり、全国大会に出場したり、子どもたちの成長がわかる業績は残していますか。 一番は子どもに何か力が身に付いたかです。 ゆるい学校だと、仕事を持ち帰っていいので、自宅で自分の仕事だけできます。しかし、持ち帰りが出来ない学校は、職員室で仕事をしていると自分の仕事だけしていればいいという訳ではなくなってきます。 又、年配の先生方が残っていると若者は帰りづらいというのもあります。 教師はブラック自慢が好きですし、遅くまで残っているほど頑張っているアピールになると勘違いしている方もいます。 実際の仕事量はそれほど多くなく、上記のような理由で遅くまでかかってしまうこともあります。この場合、遅くまでやってる割には、子どもたちの成長に繋がっていない。低レベルの学校です。 しかし、先生方みんなで子どもたちのために協力し、業績を残す。中身のある残業、学校もあります。
教員ではなく、事務職員です。 そういう学校は、弟さんのところだけではありません。 また、よく「小学校は部活指導がないから、早く帰れる」と言う方もいますが、そんなことはありません。 保護者対応や授業準備は、むしろ小学校の方が忙しいように思います。 「早朝に起き、家で仕事をし、帰りは遅く、土日も出勤。」 そう聞いて、思い浮かぶ先生の顔がいくつもあります。 殊に、以前勤めていたマンモス小学校は、先生方の忙しさが尋常ではなかったのを覚えています。 ですが、 >経験年数男女問わず教員も皆・・・ これは、正しくて、正しくない。 皆、ではなく、子育て中・介護等、早く帰る方もいるにはいると思います。 ゼロ、と言う学校が稀にあるかもしれないけれど、奇跡に近い確率です。 ただ、早く帰る方は仕事の持ち帰りをするのがほとんどのようです。 時間外勤務をする先生が多い学校、少ない学校はあります。 忙しさの差もないわけではありませんが、意識の違いもあります。 管理職が「早く帰るように」と口うるさく言ったり、ベテラン先生方が上手に仕事を切り上げて帰る姿を見せるようにしている学校は、若い先生もなるべく早く帰るようにします。 教員は、労基法の時間外手当の適用から除外されています。 ですので、労基法違反にはならないのです。 ブラック、と言うより、私はグレーだと思っています。 グレーはブラックよりはマシ、ではありません。 法的にはブラックではない、でも制度や法自体がグレーの中で、先生に求められることばかりが重くなっていると思います。 残業は、命令がなければ残業になりません。 「みんなも頑張ってる」とは言われても、命令ではなくあくまで「あなたの仕事が終わらないから残ってるだけだよね」と言うことなのです。 職員旅行も、「多くの人は参加するよ。あなたも参加したらきっといい人間関係が築けるよ」と言う働きかけに過ぎないんです、表向きは。 先生の仕事は、ここまでやればOKというラインがありません。 児童生徒のために、いい授業のために、と、志が高ければ高いほど、仕事にキリがなくなります。 慣れない新人のうちは、一つの授業・一つの行事のための準備も、人一倍時間がかかります。 その上、若いからと雑用なども頼まれたり引き受けることが多いです。 私は、今の先生を取り巻く状況がいいとは思っていません。 学校ごとに差はありますが、全体としては世の中の制度や、保護者の意識などが変わらないと、大きな変化はないと思います。 弟さんは、もしかしたら忙しさで潰れそうになりながらも、いい先生になりたい、いい先生でいたいというジレンマで苦しんでいるかもしれません。 だから、心配してくれる身内の方に自分の心は見せず「校長がこう言うから仕方ない」「みんなも頑張ってるから仕方がない」と、そういう言い方をしているのかもしれません。 ただ、一生懸命な先生も、どこかで「ここまでやったら終わり」という線のひき方を少しずつ学んで行くしかないのかな、とも思います。 毎日みんなが残業しているように見えて、今日はAさん、昨日はBさんが、「今日だけはすみません」と定時で帰っていたりするものです。 どこかで上手に線をひいて、自分を守る方法を弟さんが身に着けてくれたら・・・と、願っています。 回答になっていなかったらごめんなさい。
なるほど:2
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