美容師の労働条件について・・・ アシスタント２年目の娘の居る母です。

Question

美容師の労働条件について・・・

アシスタント２年目の娘の居る母です。美容室という業界がブラックなのも少しは分かって来ましたが、先日朝から、休憩一切無し（もちろん昼休憩も無し）で深夜23時まで働き、「座ってない」とフラフラで帰宅しました。休みの日にも1万払い講習に行きます。もちろん、タイムカードなどありません。手取り14万で一日14時間働いても、日給5000円にしかなりません。でも、休みを取ると、一日7000円引かれると言ってました。まだ、アシスタントだから…と言ってしまえば、それまでですが、時給計算したら、400円でした。店の商品（ウッグやトリートメントなど）売れば、1割給料に加算されるみたいですが・・・

これって、美容室では当たり前の労働条件なのでしょうか？
詳しい方、教えて頂けませんか？

Answer 1

美容室経営者です。

レッスンで遅くなったのではなく、全く労働だけでそれならば、酷い話でそんな労働条件は当たり前ではありませんし、普通でもなんでもないでしょう。
昼休憩もないだなんて、酷いと思いますが、逆に言えばそんなに流行っているサロンなのでしょうか？いまどき凄いですね。

そんなに遅くまで営業していたのではレッスンをする暇すらないので上達も見込めませんし、そこで勤務するのが時間の無駄です。

美容業界を全否定される前に、そのサロンを即刻辞めて、他のサロンに移られた方がよろしいかと思います。

しかしもし、レッスンで遅くなっただけなら、労働は何時までで、レッスンは何時までだったかで、お考えいただく必要があると思います。

もし、レッスンで遅くなっているだけなら、そこは仕方ないでしょう。
僕は個人的に夜に練習会をするのは嫌いなので、朝にしています。夜の疲れたときレッスンをするより、朝の冴えている時にやったほうが能率が良いので、朝にやるのです。
しかし、ほとんどのサロンが夜レッスンです。

実際、レッスンで売上が上がるわけでもありませんし、教える方も大変です。

レッスン内容を充実させなければ、やる気のあるスタッフは働いてくれません。
レッスンを充実させるのは企業努力でもあります。

レッスンの下手なサロンは、できないスタッフを叱るだけだったり、
ほとんど自主練習で放置状態だったりで、これでは上達にやたらと時間がかかってしまいます。

やはり、能率よくレッスンできる環境づくりを心がける事は必須であると考えています。

しかしレッスンは法的に強制できるものではありませんので、職場の経営者に
「ウチの娘はレッスンに参加しません」と言う権利はあると思います。

ただし、美容業は技術職であり、技術で食べて行く職業ですので、その技術は職場を変えようが残ろうが、本人の財産になります。

レッスンを止めれば娘さんは上達は止まりますので、美容師を継続する限り「万年アシスタント」と言う形での勤務になります。

今はスタイリストが供給過剰なので、職場はそれでも受け入れてくれる可能性は十分にあります。

前述のとおりレッスンは上達したい人からすると絶対に必要なものである上、３０年やっている僕ですらカットもパーマもやたらと難しいと思いますので、業界から無くなることはないと思います。

また、手取りで１４万と言う事ですが、税、保険、年金の類を引かれた結果１４万なのと、額面で１４万なのでおおきく意味合いが違って来ます。

もし、そいうったものを引かれる事なく１４万であれば最低賃金に達していない可能性があります。それは問題ですね。
また、休憩が全く無いのも明らかに無茶ですから、本当に続ける価値がある職場なのかどうか、また、何のために働くのか、改めて話し合われてはいかがでしょう？

成長も上達もしなければ未来が明るくならない「実力勝負」の世界だけに、労働条件という側面だけでは全て判断できないので、肯定はできないものの、それだけで否定もできません。

本当に労働だけで２３時なのでしょうか？
レッスンで遅くなったのでしょうか？
もしそうだとしたら、レッスンの質はどうなのでしょう？

仮に
「労働条件が良くても成長できない職場」では、将来何の意味もありません。

「労働条件が悪くても、成長できる職場」なら、それを活用するか捨てるかは働く者が選択すべきだと思います。

「労働条件が悪い上、成長もできない職場」なら、他の職場を探さないと時間の無駄です。

最終決断はあくまで本人の意思であると思います。

上記の内容をよくご検討のうえ、

美容師として他の職場を探す
美容師以外の職業に変える
今の職場で継続する

のいずれかを決定されると良いと思います。

Answer 2

30年近くこの美容業界にいます
美容室経営者です
私も娘、息子いますが
美容師を勧めたことはありません
美容学校の校長や幹部クラスの子供で美容師にさせたなんて聞いたことありません
美容学校卒業後1年で5割美容師辞めます
10年後の離職率9割です
だから、美容学校が成り立ってるわけです
今まで、若い子達の労働の犠牲のうえ成り立ってきた美容業界です
社会保険加入率10パーセント強の業界です
それすら一般的労働条件から考えればありえないでしょう、休日と給与のバランス
の観点から考えれば理解できない業界です
介護の職以上のブラックだと思います
私自身の美容師としての観点なら、娘さんの立場の時、休日に講習行くのも楽しくてしょうがなかった
すべての給与をコンテストや撮影や講習費につかう事も、休日返上で店で仕事する事も、平気でしたというより、楽しかった思い出しかないです
仕事という意識より、技術を会得したいという思いが強かったと思います
娘さんが、美容業で頑張っている以上、親は
見守るしかできないと思いますよ
その店に、雇用条件以上の魅力があるのかも知れませんしね

Answer 3

是か非かは置いといて「よくある条件です。」

営業時間内一切座れないのは繁盛店ならほぼ毎日です。

深夜23時まで の内訳は？

営業時間は早くに終わって練習含めてでしょうか？
それなら「よくある話」で時給計算は違ってきますね…

一日7000円引かれる の内容は？

契約が月給で罰金として引かれる？

それとも日給制で7000×２５＝175000諸々引かれて手取りが14万で
休むと日給分が引かれる…普通こっちの理屈でしょうが。

ただ本人が前を向いていて身体もまだ持つなら順調にステップアップすれば３年目くらいから 練習、講習も少なくなって営業時間で上がれる事が多くなるはずなので…

本人は気が張っていて体調変化に気がつかない事も有るので心配ですね。