解決済み
教職大学院への入学を考えています。現在現場で勤務している場合、1年休職して給与をもらいながら教職大学院で学ぶには、どのようにしたらよいのでしょうか。まずは管理職に推薦をお願いする方法でよいのでしょうか。行きたい大学院があるので、給与をいただきながら、一年間その学校で学べたらと思っています。ただ、推薦していただけるような実績が必要なら、どの程度のものが必要なのか知りたいです。色々調べましたが、詳しく載っているものがなかったので、知っている方がいらっしゃったら教えてください。よろしくお願いいたします。
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あなたは現職教員で、そのまま給与をもらいながら大学院に行きたいのだが、という質問で良いですね。 これは、実は自治体(都道府県教委)によって制度が違いますので「一般論」は無いのです。受け入れ側である大学院の方は、どこからどんな制度で来た学生でも、いわゆる14条制度を用いて教育活動を進めるという点で共通をしているのですが、派遣側には様々な制度や規定があります。 例えば、選考規準一つを取っても ・教育専門職としての資質や指導力の向上を図る ・指導的立場の教員を育成する ・中核的、指導的役割を果たそうとする と、微妙にニュアンスが異なる規準がそれぞれの自治体で存在します。 さらに、制度自体が複数存在する自治体も少なくありません。 ・一年間の派遣コース(いわゆる長期派遣) ・専門職修士の学位取得コース(これも2年間派遣と1年目は休職で2年目は勤務しながらなど様々) とあり、これらが複数並立している自治体、長期派遣しかない自治体etc. したがって、正確に知りたければご自身の都道府県教委に尋ねるしかないということになるのですが、それを前提にある程度「共通」している手続きは以下のようになります。 ①まず、当然ですが自校の管理職から推薦をしてもらう必要があります。その際の「規準」は校長によって様々でしょうが、将来の管理職候補として働いてもらうことは期待しているでしょうから、 ・校務をそれなりに責任有る立場で受けていること ・学級経営、生徒指導などで瑕疵がないこと ・研究活動に熱心でそれなりの成果を挙げていること は必要でしょう。年齢や経験からすると30代半ばで10年研を修了するくらいから40代前半までです。この年齢も制度派遣の趣旨と関係してきます。例えば管理職候補養成と研究成果還元では選考規準が異なります。 ②次に教委の選考があります。高校でしたら都道府県教委の選考一発ですが、小中の場合は、市町村教委→都道府県教委と2段階の選考となります。ここで重要なポイントは ・研究テーマが学校現場や自分の課題と即していること ・研究成果を今後の教員生活に活かす展望を持っていること です。選考は通常、論文と面接です。 ③そこで選考に合格した場合、大学院の入試手続きを自分で行う。当然、大学院としても入試はあります。ただし、まぁ落としません(笑)・・・せいぜい「○○から来た派遣生の解答(面接)はひどかった」と酒飲み話になる程度。 ④実際の大学院生活は上で述べたように、自治体の制度に規定されます。例えば、毎月一度は在籍校に出勤する、などという制度の自治体もあります。また、研究フィールドが在籍校に限定されている場合もあります。一方、その辺は全く自由という(通常の学生生活のような)制度を持つ自治体もあります。 ただし、あなたが誤解をしているのではないかと思う点があるのでいくつか。 1.派遣される大学院は選べません。通常どこの都道府県でも地元の国立大学を中心としたいくつかの大学院と「新教育大学院」(鳴門・上越など)の中から指定されます。 2.研究テーマも自由ではありません。これは教委の選考段階でほぼ決まります。税金を使っていく以上、当然のことですが学校現場に即したテーマ・成果が学校に還元されるテーマでなければ認められません(というか選考段階で落とされます)。
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