大手アパレル(東証一部上場アパレル)や伊藤忠グループであれば大卒ならば、当然総合職としての入社になるはずです。 これらはアパレルの卸に分類され、百貨店や専門店を主な客先として卸販売しています。 アパレル業界には大まかに、 製造メーカー(アパレルの下請け)とアパレル(企画卸)と小売に分類されます。 それぞれ川上(かわかみ)、川中(かわなか)、川下(かわしも)と呼び、川中を中心とした業界となっていて、川上、川下は中小零細が大半です。従って、アパレル業界で大卒で総合職といった世間並みの処遇をしているのは大手アパレルや商社系アパレルぐらいでしょう。 川上、川下では大卒の優位性はないと考えてください。裏返せば、高等教育を生かせる場がないということです。 一方、理容美容業界については、 アパレルとはまるで違う業界で、独特の閉鎖性がある業界です。 大きく分けて、理容美容店向けのハードウェアを扱う業界とコスメや洗髪剤など消費財を扱う業界に分かれると思います。 特にハードウェアを扱う業界は特定の地域に集中しており、また特定地域の出身者が多く占める特殊な業界のようです。 ペット業界と近いイメージがあります。 理容美容、靴、ペット、食肉等は共通した閉鎖性と排他的な業界と言えばわかっていただけるかと思います。 消費財を扱う業界は一部大手企業もありますが、大半はケミカル系の中小事業者が多く占めるようです。 消費財を扱う一部の大手(東証一部上場)を除いて大半では大卒の優位性はないと思います。 また、ハードウェアの業界も分母の小さい業界ですので大手企業はありません。唯一、電動イス等で大手が1社参入している程度です。 大卒で総合職を目指すのであれば、 大手アパレルか商社系アパレルを目指すしかないと思います。 しかし、この大手アパレルも私の在籍した頃を境に百貨店の凋落とともに年々縮小傾向にあり、業界の先行きが極めて不透明になっています。 私ならば、規模は別として外資100%のインターナショナルなアパレル(卸と直販)を目指すべきだと思います。
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