解決済み
林業に興味があるのですが、調べていて立米という単位がよくでてきます、体積、容積の単位というのはわかるのですが、これを林業でいうと木の量ということになるのですか?もしそうであれば、1立米とはどのくらいの量なのですか?全くわからずお恥ずかしいのですが、教えてもらえないでしょうか?ちなみに数学等かなり苦手なのでわかりやすくお願いいたします
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立米は㎥の漢字表記です。 末口(木の頂端側)の直径50cm・長さ4mの丸太の材積(木材の体積)が約1㎥です。 長さ4m程度の丸太であれば日本で昔から使われている簡易な材積計算法の「末口二乗法」(末口直径×末口直径×長さ)でおおよその材積が出ます。 また、立ち木の材積を知りたい場合は林野庁が全国の国有林で主要樹種について調査しちほうごとの計算式を開発しています。この式に直接当てはめても出るのですが、計算が面倒なので計算結果を早見表にした「立木幹材積表」を用います。これはAmazonの電子書籍にもなっています。 手元にある「立木幹材積表 西日本編」で幹材積(枝や葉、根っこを除いた、木材として使える部分の材積)1㎥が概ねどれくらいの大きさの木なのか見てみると・・・ 東海地方のスギで胸高直径38cm・樹高20m 東海地方のヒノキ人工林で胸高直径38cn・樹高19m 東海地方のヒノキ天然林で胸高直径36cm・樹高20m 東海地方のアカマツ・クロマツで胸高直径34cm・樹高25m 東海地方の広葉樹で胸高直径34cm・樹高25m 近畿・中国地方のスギ人工林で胸高直径38cm・樹高21m 山陰・北陸・北近畿のスギ天然林で胸高直径38cm・樹高19m 近畿・中国地方のブナで胸高直径36cm・樹高23m などとなっています。胸高直径は日本の林業においては北海道では地上から130cm・それ以外の地域では地上から120cmの高さで測った直径のことです。「林尺」というノギスのお化けのような道具や、「直径巻尺」という目盛がその長さに対応する直径になっているメジャーなどで測ります。対象区域全域あるいは代表的なところをサンプルとしてとって調査を行い、その区域に一体何㎥の木があるのかを調査します。 ベテランの林業関係者なら林内に入ってざっと見回したら1ha(100m×100m。林業においてはha単位で面積を見るのが一般的)あたり何㎥程度の木があるか、おおよそ1割以内の誤差で目星がつきます。恥ずかしながら私はまだ誤差1割5分ぐらいありますが。
文字通り、1立米=1m3…つまり木の体積(林業の世界では材積といいます。) 参考までですが、木の材積調査(毎木調査)は一本、一本の木の直径を、人の胸の高さで測ります(これを胸高直径といいます。) その数字をある方程式にあてはめると、根っこ~木の先端までのだいたいの体積を求めることができます。 例… 胸高直径が20cmでだいたい1m3くらいかな? こうして、林全ての木をくまなく測定した上で山の木が、山主と買い手の間で売買交渉するのです
1立米は「イチりゅうべい」と読む。容積の単位だよ。 立米は立方メートルの略なので、単位としては㎥と同じものだよ。 だから1立米=1㎥で、1m×1m×1mになるね。
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