カルチャー講座の講師をしています。 現在公共団体の講座を受け持っているのですが、民間団体からそれより安い報酬の依頼が来…

Question

カルチャー講座の講師をしています。
現在公共団体の講座を受け持っているのですが、民間団体からそれより安い報酬の依頼が来ました。
民間の依頼を受けた場合、何かデメリットはありますか？税金で運営している講座より安い報酬で民間の依頼を受ける点に罪悪感があります。
民間からの依頼が先輩の依頼のため迷い、後の事をふまえて検討したく質問しました。
時間、参加人数は同じくらいです。
公共団体の講座は継続予定、民間の依頼は３回限りです。

Answer 1

元県立技術専門校非常勤講師です。

公共団体との契約内容が兼業禁止になっている場合は、民間からの依頼を受けることは出来ません。

しかし、そうで無い場合は、民間団体からの依頼を受けても特に問題有りません。

但し、一点注意すべき点は、公共団体に対する報酬額の提示者が、どちらかということです。

例えば、公共団体の方から報酬額を提示して来て、質問者さんが、その金額に対して異議を挟まずに承諾した場合は、例え、その金額が民間団体が提示する金額よりも割高であっても、何も問題有りません。

それは、通常、公共団体が講演依頼する時の報酬額は、定額一律で決まっているからです。

他方、意図的に、質問者さんが公共団体に対し、民間団体より割高の報酬額を提示した場合は、倫理的に問題が生じる可能性が有ります。

その為、今回の場合は、最初に公共団体と契約を交わし、その後、民間団体から依頼が有ったとのことなので、前掲のようなことが無ければ、民間団体の依頼を受けても特に問題は無いと思います。

因みに、自分で判断するのが難しい場合は、公共団体担当者に問い合わせるのが一番確実です。