解決済み
消防が使用する消火栓に放水ホースを接続する場合、圧のかかった所にいきなりホースを指すと水圧で吹き飛ばされると思うのですが、バルブは無いのでしょうか?
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消防が使用する消火栓ですから、消防法に定める水利であることは簡単に分かりましたよ。 この消火栓にも栓(「弁」と呼ばれています)があり、通常は閉栓していますので、消火栓に吸管やホースを接続しただけでは水は出ません。 よって、御推察のとおりです。
質問の意味が分かりにくいのですが「消防が使用する消火栓」とは、路上に設置されている消火栓のことでしょうか? このような消火栓は、消防では「公設水道消火栓」などと呼んでいます。 公設水道消火栓には主に2種類あって、道路に埋設されているもの(マンホールや、四角い鉄の蓋で覆われているもの。「地下式消火栓」といいます。)と、地上に赤色の筒状のものが出ているもの(「地上式消火栓」といいます)があります。 あなたが言うとおり、消火栓には常に水圧がかかっているので、いきなり水が出ると、水圧でホースや筒先が暴れ、危険な状態になります。 ですので、ちゃんとバルブがあります。 地下式消火栓の場合は蓋を開けると、ホースをつなぐ「吐水口」の横に小さな四角いものがあります。 地上式は、形式にもよりますが、大抵はてっぺんの部分が開けられるようになっていて、ここに四角いものがあります。 消防車には「消火栓キー」などと呼ばれる道具があって、これをつかってバルブを操作します。 消火栓の近くに、赤色の「消火用ホース収納箱」があれば、一度開けてみてください。 多分、T字型のキーが入っているはずです。 (防犯のため、ホース収納箱に封印がされている場合は、勝手に開けないでくださいね。) 余談ですが、地下式の場合は、吐水口に泥などが入り込んでいる場合があるのと、地上式、地下式とも、水道本管から吐水口までの間の水は普段は水流がないため、錆が混じっています。 このため、消火栓を使用する場合は、泥や錆び水がなくなるまで、水を出してからホースをつなぎます。 また、地下式の場合は、吐水口が深いところに入っていることがあり、ホースを着脱しにくいものがありますので「スタンドパイプ」という管を使って地上でホースを接続できるようにしています。
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