警備員って何のために必要なんでしょうか？

Question

警備員って何のために必要なんでしょうか？あの人たちって建物で巡回したり道路で車をオーライオーライってやってますけど
日本で警備と言っても外国のように犯罪者が毎日のように現れるとかじゃない限り暇だから突っ立ってるだけじゃん
道路で立ってる警備員って車が動いてる時以外は突っ立ってるだけじゃん
あんなんで給料貰えるんですか？
なんか効率悪くないですか？
それだったら中で作業してる作業員とかが車を動くときに誘導すればいいだけの話なのに
警備員に金をだすくらいなら頑張って汗水流して働いてる人たちの待遇を良くすればいいのに

Answer 1

警備会社でボディーガード（民間SP）をしている者です。
不躾な質問で失礼しますが、ご質問者様は学生の方ですか？
文体から、かなりお若いようにお見受けしました。
社会勉強の参考までに、ご質問にお答え致します。
警備員と一口に言っても、警備業法により4つのカテゴリーに分けられます。

1、施設警備、ホームセキュリティ、万引きGメン、クラブセキュリティ

2、交通誘導、雑踏警備

3、貴重品、現金輸送、核燃料物質運搬警備

4、身辺警護、ボディーガード、精神障害者等移送警護、緊急駆け付けサービス

交通誘導は日本のみの警備業務であり、泥棒等の犯罪に対応するものではなく、上記2に当たる警備業法第2条1項2号、「人若しくは車両の雑踏する場所又はこれらの通行に危険のある場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務」となります。

諸外国においても、基本的に警備員がいるところに犯罪者が毎日のようにやって来る事はありません。
何故なら、Security（警備）とは用心棒と違い、視覚的安心感・犯罪抑止力及び、有形力行使を伴う実力の二つが揃って初めて機能します。
（身辺警護においても抑止力が重要なハイプロファイル・プロテクションでは同様です）
犯罪や危険は常にある訳ではありませんが、万に一つでも事件事故が起こった場合の事を考えると、その可能性を極めて低くし、初動対応を迅速に行う警備員は必要ではないでしょうか？
犯罪心理学では、犯罪行為を行おうとする者・犯罪の対象・優秀な監視者の不在により犯罪が発生するといわれます。
警備員は一見すると立っているだけに思えますが「立哨・りっしょう」という警戒態勢であり、犯罪者の立場では非常に脅威となります。
なかなか一般の方にご理解されないですが、この立哨は「アイソメトリスク」という静的運動効果及び、緊張感を持ち続ける心理状態のため非常に体力や精神力を消耗します。
私はフルコンタクト空手有段者であり、元軍事組織で戦闘員の経験がありますが、立哨に関しては正直いうと「キツい」と感じます。
防災の面においても、大型施設では火災予防や初期消火、急病人救護、迷子の保護、地震発生時の避難誘導等、人命に関わる重大な責任を警備員は負います。
警備業全般的に派手さはありませんが、「縁の下の力持ち」として安心安全を支える影の立役者であると思います。
犯罪者から命懸けで身体を張り、クライアントや一般の方を守った警備員がおります。
犯人から襲撃され、殉職された警備員の方もおります。
しかし、残念ながら質の悪い警備会社や警備員が、少なからず存在する事も事実です。
私はこの仕事に誇りを持ちながら励んで来ましたので、個人的には今後とも警備業の質が向上し、誰もが信頼できるようになる事を願います。
参考になれば幸いです。

Answer 2

現在学生でバイトで交通誘導していますが確かにあなたの言う通り役に立たなさそうな歯の無いようなおっさんもいます。でもそういうところは大抵警備料金を安くしないと仕事を取れないところです。警備料金の高いところはまだ真面目で他の人が回答しているように役に立ってると思いますよ。現に考えてみてください セコムとかALSOKとかどうですか？あの人達警備員ですよ

Answer 3

私も警備員ですが、警備員ってただ立ってるだけじゃないですよ？
勘違いも甚だしいです。

一つ例を挙げておきましょう。
道路工事ですが、作業員さんが人手を割いてまで誘導を行うのと、
警備員に配置してもらって、作業員全員が作業に集中しているのと
どちらが作業効率がいいと思いますか？

人が多いほど作業効率も上がりますよね。
作業員さんも自分の作業と車の誘導とを行ったり来たりする手間を
省けますし、警備員がしっかり誘導していれば、
向こうの人たちも安心して作業ができるのですよ。

ただ突っ立ってるというのは間違いで、警備員の皆さんは、
見るものはちゃんと見ていますよ。
なぜならば「見落とし＝自分や作業員を殺すこと」ですし、
「見落とし＝現場から出て行く車両と一般車両をぶつけること」
ですからね。

konishi_k_yさんがおっしゃっている通りに、
警備員にもいろいろ種類がありますよ。

常駐警備
雑踏警備
交通誘導
現金輸送
身辺警護
空港の警備員

等々、面白いし、充実してますよ。

Answer 4

工事現場や建物警備は、誰かがしなきゃならない業務だが、社員などはコストが高いため彼らに委託している。