解決済み
進路で悩んでいます 東京理科大の6年制薬学部と筑波大生物ではどちらのほうが総合的に見て 就職がよいのでしょうか? 研究をやってみたいと思う気持ちもありますが、なかなか研究で生きていくのは難しいと聞き、薬剤師の資格を取ったほうが女でもあるので将来的によいのかと悩んでいます 早めの回答お願いいたします
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「総合的に見て」といっても、結局のところ「どんな職種で就職するか?」とか「初任給がどれくらいで、20年後にどれくらいの年収が期待できそうな職業に就くか」などによってバラツキがあります。 もっとも、それらを明示されたところで、明快な回答ができる人はいないと思いますが… >研究をやってみたいと思う気持ちもありますが、なかなか研究で生きていくのは難しいと聞き、 この文章は、実は正確ではありません。 製薬企業や化粧品企業などの研究職、公的研究機関の研究員、大学教員など、どの道でも良いですが「実際になれる人が極端に少ない」のが現実です。 「研究で生きていくのが難しい」とかいう以前に、その職業に就職できなかったら、そもそも「○○で生きていく」という話が成立しません。 それほど困難ではなく、一応は企業の研究職として採用されたけれども、3年後に十分な結果が得られないから配置換えになる、5年後に十分な結果を出せないからクビになる、という状況ではないのです。 「強く志望して必死に就活をしても、実際になれる人数は極端に少ない」のが現状です。 この点は十分に理解しないと危険です。 東京理科大学薬学部といえば、私立薬学部の中の屈指の名門校です (「東京理科大学」全体として見ても、もちろん名門校・伝統校ですが)。 しかし、そうであっても「6年制学科」の学生が、6年制学科を卒業した「だけ」で企業などの研究職を目指すというのは、たいへん困難な道だと思います。 ハッキリ言えば、成功する確率が著しく低い道だということです。 博士課程に進学して、博士号をとれば、選択肢が増えます。 しかし、製薬企業などの民間企業の研究職になれる可能性が、5倍、10倍、20倍と高まるわけではありませんし、公的研究機関の研究員や大学教員を目指すにしても「博士号をもっているのは最低ライン」に過ぎず、結局、何十倍~百倍という倍率を勝ち抜かないと、「その職に就く」ことができません。 筑波大学もたいへん立派な大学であり、素晴らしい研究業績が出ていることは存じておりますが、 だからといって、筑波大学に入学しさえすれば、将来研究職になれる可能性が跳ね上がる、というものでもないでしょう。 「安全」を願う、というのであれば、東京理科大学薬学部の6年制学科を卒業して「薬剤師」になることです。 最後になりましたが、薬剤師として薬局や病院に就職すると、「研究とは無縁の人生」を歩むわけではありません。 基礎研究よりは、臨床研究に傾いた内容になるでしょうが、その職場で研究をすることは可能です。 現実に、 日本薬学会年会 日本医療薬学会年会 日本薬剤師会学術集会 などの場で、薬局薬剤師さんや、病院薬剤師さんたちが発表することは珍しいことではありません。 その発表内容は、だいたいは普段の日常業務で得られたデータがもとになります。
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