解決済み
儲からないから小児科、産婦人科が少ないというのには疑問ですが、 今のシステムであれば背負うリスクと得られる報酬のバランスが割りに合わないということだと思います。 何でも「医療ミス」の一言で片付けられてしまうので、「おこるかもしれない合併症が不幸にしておこってしまった」と 「医師の技量が足りないために弊害が生じた」が混同されるため、訴えられるケースがこの2つの科では多いと思います。 ちなみに皮膚科は希望者が少なくありません。また、脳外科は勤務がきつくて志望者数が非常に少ないです(高収入ですが)。 だから脳外科学会が、新卒医師向けに脳外科医の生活について記載した漫画本を配るくらい人が足りていません。 保険が利く・・・・・・総医療費が定められている 保険が利かない・・・総医療費がいくらかを医療施設で勝手に決めていい という意味合いで、100%非保険医療の美容整形は言い値でふっかけているので儲かります。 もちろん美容整形には訴えられるリスクが高いので、そのリスク対策を込みにした値段ということになります。 同じくらい訴訟を起こされるリスクをしょっているのに、収入が割に合わない科が医者不足ということです。
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小児科、産婦人科は、先の方も書かれている通り、訴訟になるケースが多いのも、 敬遠される理由の大きな理由だと思います。 それはいちゃもんだろうと思うような件でも、そういうのを得意とする弁護士に知恵をつけられて お金を得るために訴訟を起こすケースもあります。 最近の医学生と話をしていると、仕事のやりがいや、やりたい科に入るというより、 いかに仕事が楽か、待遇はどうなのかという事ばかりを重視している人が多くてがっかりします。 小児科、産婦人科は、最近よくテレビでも取り上げられているように、 忙しい科で、夜間の呼び出しも多いです。(もちろん、他の科も忙しいのですが。) なので、楽をしてお金をもらいたいという学生、研修医には敬遠されるのでしょう。 儲かる、儲からないという話はよく聞かれますが、 勤務医の給料は、経験年数、勤務年数、役職によるので、基本的にどの科でも同じです。 勤務先の病院によって同じ科、年数でも給料の違いがあるので、転勤すると年収が結構かわってしまう事もあります。 病院の側から見ると、小児科はNICUを持っていない限りは不採算部門であることが多く、 ちょっと肩身がせまい思いをすることもあります。でも、給料には関係ありません。 というわけで、開業を考えている人以外は、儲かる、儲からないというのは当てはまらないと思います。
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