解決済み
新卒の初任看護師さんの給与は、3年制の看護専門学校や短大卒の場合、基本給+各種手当などの総額で22万円程度です。 これに、必ずやらされる残業や夜勤の手当などが加算され27万円程度です。 これは額面なので、ここから、所得税、住民税、健康保険、年金、失業保険、労災保険、組合費(組合がある場合)などが天引きされて、手取りは22万円程度でしょう。 それと、ボーナスがある場合(ほとんどの勤務先で支給されるでしょう)は、公立の病院(国立病院機構、国公立大学病院、都道府県市町村立病院など)では基本給の4カ月分、民間の大きな病院や私立大学病院などでは5カ月分が、年2〜3回に分けて(6月と12月、公務員は3月も)追加支給されます。 これらをすべて合計すると、新卒の初任看護師さんは、年収が、額面で約400〜440万円(手取り320〜350万円)になります。 ちなみに、4年制大学卒でも、これより10〜15万円ほど多くなるだけです。 なお、看護師の給与は、経験や年齢を重ねてもあまり上がらないのが特徴です。 初任給は高めですが、昇給率は鈍いですね。 転職をすると、昇給機会が減り、給与面では不利になります。 給与を増やすには、転職や退職をせず、同じ病院で働き続け、役職を付けていくことです。 そうして頑張っても、55歳看護師長クラスで、年収額面は700万円台に乗るかどうかですね。 都市部ほど高く、私立大学病院ほど高い傾向があります。 ただ、以上は、全国平均値の一般論で、個別には例外もあるでしょう(東京都心の繁盛している美容クリニックとか)。 公立の病院(準公務員)は、一般の公務員に給与水準を合わせるためあまり 高くありませんが、福利厚生が手厚いですね。 大きな病院では、給与以外に、格安独身寮とか給食サービスとか院内保育園とかが完備されているので、一人暮らしの看護師さんの場合、月々の支出が安く抑えられるメリッともあります。
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