どこへ行ったのか? 最終的にはご自分も含めた皆さんのところに行ってるはずです。何らかの形で。会社に勤めている間にも研修費用の一部がそれで賄われていたり、勉強すると教育訓練給付と言う形で戻されたり、会社が人を雇い入れる費用や遠まわしには多少業績が悪くなっても首にしなくて済むような費用にも充当されたりしています。直接お金が戻ってくるわけではないので実感がなくてわからないだけです。なので、保険料を払っていたのに失業したことがないから損したと文句を言うおっさんやおばさんはいい年して間違っています。失業しなくて済んだのは幸せなことですし、そもそも自分たちがうまく使えていないとか恩恵にあずかっているのに認識していないだけです。 そんなことはさておき。 雇用保険の失業等給付は原則としてすぐに仕事ができる状態で、就職活動ができる・した人にしか支給されません。病気になったり、子供が生まれて手がかからなくなるまで働くことができなくなったり、身内の方の介護をしなければいけなくなったり、そんな風に仕事ができなくなってしまったという場合は残念ながら受け取れません。ただし、そういう状態が一時的なものでその状態から抜け出せる見込みがあったり、少なくてもその気があるなら、最大で3年間まで支給を受ける資格を保留にすることができます。 病気で辞めたとのことですが、今すぐにはともかく、よくなったら仕事を探したいと少しでも思っているなら、受給期間延長手続きを取りましょう。いや、まあ、今はそんなこと考えたくないと思っていても別にいいです。最終的にそういう気持ちにならなかったら受け取らなければいいだけの話ですから。「二度と外で仕事なんかするか、ばか」とか思っていなければ。思っていたって表に出さなければいいだけの話ですけど。 一度ハローワークに行って話を聞いてきてください。そうすればいつ、どういう書類を提出すれば手続きできるか教えてくれます。面倒くさくても、誰かが代わりに行ってくれるならそれでもいいです。 病気で辞めたりした場合で、健康保険を国民健康保険に切り替えている場合は保険料を払わなくて済んだり、少なくしてもらえます。ずっとではないですが。 国民年金保険料も支払わなくても支払った期間に数えてくれて、その気があれば後で払うことができる制度もあります。 病気によっては医療費の補助を国がしてくれる制度や状態によっては病院でかかる医療費がなくなる場合もあります。携帯電話の料金の割引を受けられたり、NHKの受信料を払わなくて済むことにもできます。失業等給付を有利にもらうこともできるかもしれません。 病気であることで年金からお金をもらえる可能性もあります。その病気ではじめて病院に行ってから1年半経過していないといけないですがね。 そういう話もハローワークで教えてくれると思います。実際の手続きはそれぞれのお役所に行かないといけなかったりしますが。 働いていた期間がが短いと失業等給付をもらう資格に足りていないかもしれないですが、そういう場合にも何かしらあるのでハローワークには行ったほうがいいですよ。病気が治って就職しようという気持ちになったら、就職活動をぼちぼちしながら職業訓練を受けることもできますしね。そんな話も聞いてみましょう。
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