解決済み
建築士とはどのような仕事で、どんな能力が必要か、詳しい方教えてください。 本を検索しても、資格について書かれたものしか出てこないので、もしお勧めの書物があれば教えてください。
132閲覧
難しい質問ですが、私が思うところでお答えしましょう。 どのような仕事か? 意匠設計の仕事は ・お客さんと打合せをして意向を聞き取る→コミュニケーション能力が大切 意匠設計の仕事の60%くらいはこれに尽きるのではないでしょうか? ・図面を描く→2次元の図面と言うツールで3次元のたてものを表現していくので、その際に起きる様々な問題を解決する解決能力。 ・構造や設備、電気設計と意匠との整合性を取る→調整能力が必要。 ・現場監理で図面で表現し切れなかった部分を補う→調整能力が必要。 ・様々な職種の人たちが係る現場の調整を行う→調整能力が必要。 ・お金の管理をする。足りなければ減額方法を考えたり、お客さんからお金を引き出す努力をする。→金銭マネージメント能力(ここを施工屋さんに押し付ける人が多いけど、本来は設計者の仕事だと思います) ・建築基準法及び関係法令を遵守する→建築基準関係法令の専門家としての能力。 建築士と言うと殆どの人は図面を描くのが仕事と思いがちかも知れませんが、実際にはそれ以外の仕事のほうが大部分を占めていると思います。 何よりもコミュニケーション能力が一番大切だし、建築・建設という仕事の中でリーダーになっていかねばならない仕事ですから、施主の利益を考えることは当たり前で、施工屋さんに対しても少しでも利益が出るようにとか、あとあと問題が起きないようにとか色々なことに気を使う職業です。 また、リーダーとして様々なことを判断しなくてはならないので、多種多様な知識が必要です。 難しい仕事ですが、やりがいはありますよ。 なお、本に関してはいろいろありますが、とりあえず宮脇檀さんの著書を読んでみてはいかがでしょう?彼がどれほど人や生活を見つめて、どのように苦労してコミュニケーションをとろうとしたかが分かると思いますよ。
< 質問に関する求人 >
建築士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る