解決済み
税理士事務所と普通の会社の経理、両方から内定がもらえました。いったいどちらに行くのが良いのでしょうか? 税理士事務所の方が給料が安いけど、やっぱり将来的には行っておいた方が良かったと思うかも知れない。でも将来、税理士や会計士になりたいというのは今は考えていません。 普通の会社の経理はお給料は多くは無いけどそこそこ。家からも近いし、私は未経験ですが丁寧に仕事を教えて貰えそうな雰囲気。ただし、将来性があるかと言われたら分からない。 どちらを選ぶべきなのでしょうか? 因みに私は20代前半男性、事務関係の経験は一切ありません。
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私は税理士事務所・一般企業での経理、両方を経験しましたので回答させて頂きました。それぞれメリットとデメリットがあります。 税理士事務所 【メリット】 ・安定している。 ・担当会社を持たせてもらえれば、平社員であろうと「先生」と呼ばれる。 ・税務や会計の知識がつく。 ・定時退社が余程の事が無い限り可能。 【デメリット】 ・法人や個人の経理を代行するため、単調な作業になる。 ・税法は2~3ヶ月単位で変更されるため、常に最新の情報を確認して覚えなくてはいけない。 ・同僚の多くは将来税理士を希望していなくても、税理士事務所勤務のプライドから税理士科目を受験したり、日商簿記1級を取得したりと、税理士に近づく努力をするので、否が応でも巻き込まれる(実際に転職を考え、一般企業の経理職に応募をした際、税理士事務所の勤務経験があるのに、税理士科目の1つも取得できなかった理由は?と面接時に聞かれた事があります)。 ・担当会社を受け持つと、経営指導をする機会が出てくる。節税等の指導を熱心にしても、耳を傾けない会社もあり、そういう会社は大抵決算申告月に法人税額が決まるとクレームをつける(もっと税金を安くしろ!といったクレーム)ので、うまく対処しなければならない。 一般会社の経理 【メリット】 ・お金を触るので、頼りにされる。 ・分からない事があっても、上司が教えてくれる。わからなくても、顧問税理士はいるはずなので、税理士に質問をして回答を得る事ができる。 ・経理資料は膨大にあり、その都度使い勝手がいいように改良したり、新たな経理資料の作成をするため、パソコンスキルがつく(エクセルの関数等)。 【デメリット】 ・会社にいる誰よりも早く会社の実態を知る事になるので、完全に守秘義務を課せられる(他部署の人から、会社の状況や昇給・賞与について問われる事があるので、うまくかわさなくてはならない)。 ・月次決算や年次決算などの決算中は、業務が超多忙になるので残業が深夜に及ぶ事もある。また休日出勤をする場合もあり、その疲れから皆がイライラして話しかけ辛くなる。 以上が大雑把なメリット・デメリットです。その他にもいろいろありますが、私は一般会社で経理をしていた方が、リアルタイムに資金管理をするのでヤリガイを感じました。 それから恐らくですが、質問の最終行に「因みに私は20代前半男性、事務関係の経験は一切ありません。」という事ですので、税理士事務所に勤務する事にした場合は、主様がたとえ税理士になる気が無くても、数年後には税理士になる人と周囲は見ると思います。税理士の数が減ってきている昨今、求人募集に学歴・経験・資格不問となるのは、年齢の若い(20代前半)間に税務に関わってもらい、一人でも多くの税理士を誕生させようとしている現状が垣間見えます。
どちらも大して変わらんのでは? 違いは、一般的には税理士事務所の方が賃金が安い代わりに税理士など資格取得に対して大らかということぐらいかと。 税理士を目指さないし、給与安くても構わないのなら、人間関係で決めればいいのではないでしょうか。
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