解決済み
航空学生がいいという意見も多いのですが、結局40歳を超えると第一線から退くのが一般的なうえ、航空学生の階級がせいぜい3等空佐(少佐相当)=飛行班長止まりで、この後は教官を何年かした後地上勤務になり56歳で定年退職です。 それを考えると「航空大学」へ進学して「大学卒」として入隊し、22歳で3等空尉(少尉)で戦闘機過程に進み、25歳位で戦闘機乗りになり、30代で「幕僚課程試験」に合格し2等空佐(中佐)=飛行隊長になって、40代で1等空佐(大佐)になっていた方が航空基地の副司令官などの道もあり、航空作戦全体を指揮出来る立場になれますし、定年年齢が60歳あたりまで延長されるので狙えるのであれば「航空大学を受験し大学を卒業する」という道がお薦めです。 自分の後輩が大卒で自分の上官になった場合や、地上勤務に回された後の40代以降の人生を考えるとあくまで航空学生は消耗品的な扱いが見えてきますのでお薦め出来ません。仮に航空学生に選ばれても戦闘機過程のどこかで落ちた場合下士官のまま地上勤務で自衛隊生活を送る事になります=戦闘機搭乗資格をとり基地に配属されて初めて3等空尉=士官になれます。 戦闘機試験に落ちたからいきなりヘリパイロット過程に進めるとは限りません、輸送機・救助ヘリ・輸送ヘリにしても最初からその機種を選択して勉強してきている方がいますし(東北大震災以降輸送機パイロットの倍率はかなり上がった)1人教育する予算も1人2億かかると言われていますので、その過程で落第者が出た場合の補欠選考があるはずで、防衛大学・航空大学の成績優秀者が多い場合、航空学生の失格者は後回しにされるはず。 視力に関しては裸眼で0.4以上あれば眼鏡をかけていても戦闘機乗りになれるように規制緩和されました。昔は眼鏡=適正資格無しで受験資格すらありませんでした。 補足 航空学生=高卒の場合、戦闘機乗りになれても地方基地の戦闘機乗りで22~40位まで、後はうまくいって浜松基地で学生相手にT-4練習機の初頭飛行訓練の教官か地上勤務です。 航空大学・防衛大学=テストパイロット(飛交開発実験団で2等空佐になっても戦闘機に乗れる)やブルーインパルスパイロットもこちらから選ばれます。 なにしろ飛行隊長や基地の副司令や司令になれた方が一生戦闘機に関わる時間は航空学生より長いです。 戦闘機乗は頑張れて40歳迄です、その後戦闘機にずっと関わり退官まで勤務したければ大学過程に進むべき。
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航空大学校では大卒資格は得られません。 一般大卒の「一般幹部候補生」では? 他にも間違った点がありますが、取り急ぎ。
航空自衛隊の戦闘機パイロットになるには、最初からパイロット要員として航空自衛隊に入隊する方法と、防衛大学校に入校して卒業後に航空自衛官になり、さらにその中でパイロット要員に選ばれる方法があります。 最初からパイロット要員として採用されるのは、「航空学生」と「一般幹部候補生(飛行要員)」の2つの採用制度です。 「 航空学生」は高卒者を対象とした採用制度で、入隊直後から飛行教育部隊でパイロットとしての教育訓練を受けます。一方の「一般幹部候補生(飛行要員)」は主に大卒者を対象とした採用制度で、幹部候補生学校で教育を受けた後、飛行教育部隊でパイロットとしての教育訓練を受けます。 防衛大学校に入校した場合は、1年生から2年生への進級時に航空自衛隊の要員に区分される必要があります。そして防衛大学校卒業後は幹部候補生学校で教育を受け、その修了時にパイロット要員として選抜されれば飛行教育部隊に配属され、パイロットとしての教育訓練を受けます。 ただし、採用された全員が戦闘機パイロットになれる訳ではありません。飛行教育期間中に「適性不足」と判断されて地上勤務に回される者もいれば、人事上の理由や適性の関係で戦闘機以外の輸送機・ヘリなどのパイロットになる者もいます。 ストレートに戦闘機パイロットを目指すのであれば、「航空学生」または「一般幹部候補生(飛行要員)」を選択した方がベターです。 また、長く現場でパイロットとして勤務したいのであれば、「航空学生」をお奨めします。 「一般幹部候補生(飛行要員)」と防衛大学校出身のパイロットは、上級部隊の指揮官や幕僚として地上勤務の機会が多く、パイロットとしての第一線を退く年齢も比較的若いです。一方の「航空学生」出身者は、パイロットとしての勤務期間が長く、飛行隊長として第一線パイロットのトップに立つ者も多いです。 各採用制度の詳細(学科試験の出題科目、身体検査の合格基準など)については、防衛省の自衛官募集ホームページ「http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/」で確認できます。
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