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ISOとは何か具体的に何をするんですか 利点はなんですか 欠点はなんですか この3つを教えてください 製造業、運送業を例に教えてください
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ISOとは、国際標準化機構の略称です。 それだけのことで、何かをするわけではないですし、利点も欠点もありません。 製造業又は運送業において例えばISO9001認証を取得する場合に何をするのか、認証を取得した場合の利点と欠点は何かという質問なら、以下の通りです。 1)具体的にすること ISO審査機関に申し込み、審査を受ける。それだけです。特に事前準備などは不要です。 内部監査やマネジメントレビューなどの運用実績が必要であるという審査機関もありますが、そのようないい加減なことをいう審査機関は避けた方が賢明です。 2)利点 審査に合格すれば、その審査機関に認証登録されて、その旨を外部に公表できます。 具体的には、製造業ならお客が要求した通りに製品を作る仕組みがあり、注文通りの製品を作ってくれるだろうという「心証」を、運送業ならお客が指定した通りに品物を運ぶ仕組みがあり、指定通りに品物を運んでくれるだろうという「心証」を、お客に与えることができます。 3)欠点 あくまで「心証」を与えるだけであって、審査機関がそれを保証するわけでも、あなたの会社にその能力があることを証明するわけでもありませんから、お客がそれ(認証の有効性)を信用しなければそれまでのことです。 なお、ISO9001認証やISO14001認証を取引条件にすることは、独禁法違反にあたります。 4)その他 手順を守れば事故は起こらず不良も減ると回答している人がいますが、それはその手順やインプットが正しい場合です。手順が間違っていれば、あるいはインプットが正しくなければ、事故は発生し、不良が出ます。 見方を変えれば、不良発生を防止する正しい手順で作らなければ、不良品が出来上がります。粗悪な原料を使って作られた製品は粗悪品であって、高品質な製品であるはずがありません。 そして、ISO審査では手順が間違っていないかやインプットが正しいかなどは調べません。手順が定められていて、その通りに仕事をしているかどうかを調べるだけです。 ましてや、鉛筆がダメで訂正印が必須とかいうのはその会社独自の決まりであって、ISO規格にそのような規定はどこにもありません。 製品の誤表示を防ぐのは、会社あるいは社員のモラルや遵法意識であり、ISO認証を取得しているかどうかは、まったく無関係です。ISO認証を取得していながら誤表示や偽装問題を引き起こした会社はいくらでもあります。 ISO認証を取得することで、品質や顧客満足が向上するという誤解が世の中に蔓延しているようですが、これらは大きな間違いです。実例として、トヨタはISO9001認証を取得していません。 ISO認証とは、その程度のものです。
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>ISOとは何か 具体的に何をするんですか 他の方も回答しているので詳細は割愛。要は、仕事には必ず標準(規格や基準などのルール)が有り、作業には必ずマニュアルや手順書が有るでしょう…と言う前提がISO。 つまり毎回毎回、その標準やマニュアル通りに仕事や作業をやる。またやっているか確認をして維持する。 >利点はなんですか もしこれを守れば、北海道のJRみたいなデタラメな事は起こらず、事故防止や不良を作る事も少なくなります。つまり標準やマニュアル通りにやれば(やれれば)、毎回同じ結果(品質)を出す事が出来ます。 ◇これをやっていれば、作業や品質の管理をしっかりやっている会社だなとの暗黙の評価が得られる。 もし取っている会社と取っていない会社が有れば、必ず認証取得している会社との取引きを選択。 (以前居た大手企業は、9000と14000は必須で、無ければ取引き出来ませんでした) >欠点はなんですか 欠点とは言えませんが、面倒で手間暇掛かること。 長年の経験で、間違い無く出来る事でも、全て標準化や作業マニュアルを作成しないとならず、また二年に一度の更新監査や内部観察などが有るのでとても大変です。 例えば異常の発見方法をマニュアル化したり、不良を出さない為の日々の活動や、出たらどういうルートでどんな処理をするのか、誰が決裁するのか、作成・審査・承認など明確に役割り分担されていて、もしその時にその人が居なければ、権限移譲なども規定しておかなければなりません。つまり簡単に他の人が代行出来ません。 つまらない事を言えば、改ざん防止の為に鉛筆はダメ、また修正する時は修正インクはダメ。必ず二重線で消して訂正印を押す。 ◇これをやっても、あまり売上増加には直接貢献しない。取得しているからと言って、取引きが増える訳では無くむしろ減らさない為に必要。 元々国際規格なので本来、海外企業との取引きに必要。私が居た大手きぎはそのはしりでスタートしたので、認証機関は欧州から来ました。 今は国内に浸透しているが、今流行り(?)の食品の誤表示問題などは防げる(?)のでは無いでしょうか。守ればの話です。本来は守らせる為に必要(内部監査)なツールなので、有効では有ると思います。
ISO→国際標準化機構 電気分野を除く工業分野の国際的な標準である国際規格を策定するための民間の非政府組織 詳しくは下を参照↓ http://www.jisc.go.jp/international/isoiec.html
>ISOとは何か 具体的に何をするんですか 国際標準化機構(こくさいひょうじゅんかきこう、International Organization for Standardization) 電気分野を除く工業分野の国際的な標準である国際規格を策定するための民間の非政府組織です。 >利点はなんですか ISO*****の場合は、 この組織で定めた国際規格のマネジメントシステムのこと。 一般的な企業であれば、 環境マネジメントシステム(14000) 品質マネジメントシステム(9000) の両方かどちらか一方を取得します。 取得すると「社会的信用を得る」ことができるといわれています。 自治体の仕事を受ける際にもISO取得者という条件が付けられる場合もある。 また、マネジメントなので、 管理が明確化し無駄なコストをあぶりだしやすくなる。 責任が明確できる、 品質やサービスの向上 定期的な審査があるので、システムの劣化が起きにくい などなど。 >欠点はなんですか 効果がすぐには表れない(品質なら2~3年はかかるといわれる) 上層部だけではなく従業員にも徹底して教える必要がある 審査費用が毎回かかる 業種によってなじまないものがある 書類作成がとても大変 書類の保管場所が必要になる などなど
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