期間従業員の退職について はじめまして。 24歳、男です。 現在、期間従業員として勤務しています。（3ヶ月毎の…

Question

期間従業員の退職について

はじめまして。
24歳、男です。
現在、期間従業員として勤務しています。（3ヶ月毎の更新であり、契約期間があと1ヶ月程あります。）

当初は現在の勤務先で期間従業員から正社員を目指していたのですが、社員の方曰く、ここ数年社員登用の話などなく、今後も社員登用がある可能性は極めて低いということである為、就活を開始致しました。
その結果、本日内定の連絡があり、年明けに入社とのこと。

質問なのですが、契約期間中に転職の為退職を希望すれば問題なく受理されるのでしょうか？
年明けから新しい職場なので今月いっぱいで退職を考えています。

Answer 1

雇用期間に定めのある雇用契約の場合は、予め退職することができることが雇用契約書等に規定されていなければ、基本的に契約期間内でご質問者さまから退職を申し出ることは出来ませんので、退職するには会社側の承諾が必要となります。

さらに、民法第628条において、「当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。」とされている点から、何らかの責任を負わなければならない可能性もあります。

ご質問者様が会社側とどの様な内容の雇用契約を結ばれているか判りませんが、少なくとも有期雇用契約の場合は、会社側が止むを得ないと判断していただけるような事由がなければ、退職することは出来ませんので、すでに次の転職先から年明けからの入社を支持されているのですから、ご質問様は会社側に年内での退職を承諾していただくか、あるいは転職先に入社日を延期していただくしか方法はありません。

正社員を目指されていたにも関わらず、正社員登用の実績がないということはご質問者様が転職を考えられる理由ではありますが、会社側が止むを得ないと判断していただけるかは疑問です。

早急に話を進めませんと、現職は退職することができず、更新もしてもらえなくなってしまうでしょうし、転職先も内定取り消しとなって、一度に両方の仕事を失ってしまいかねませんよ…