2年ほど前に、「男性臨床心理士は食べていけるか」という質問に、以下のようにお答えしたことがあります。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1263895797 また、半年ほど前に、別の質問に、以下のようにお答えしています。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1099064255 結論から言うと、2年前から状況はあまり変わっていません。少なくとも私が研修などの場で出会う若い臨床心理士の方は、皆さん優秀で、「お金がない」と言いつつ、あちこちの研修会に出かけ、スーパービジョンを受け、臨床心理士としての資質向上に余念ありませんし、まあ、それくらいの余裕はあります。20代で家庭を持つ方もいらっしゃいますし。 臨床心理士が就職難であることは事実ですが(特に大都市部)、しかしそれは、大学院が増えすぎて、本来なら大学院に進学できる能力のないような人が大学院に行き、資格を取るようになって、供給が完全に需要を上回ってしまった、というのが一番の原因なので、質問者様が、そこそこ能力があり、努力も怠らず、性格にも大きな偏りがないのであれば、就職のことはそれほど心配されなくて大丈夫です。とはいえ、最初の何年かは非常勤の掛け持ちでも、という覚悟は必要ですし、この仕事を目指す人には、たとえお金に苦労することがあっても、どうしてもこの仕事がしたい、そういう志は持っていてほしいと思っています。 また、臨床心理職は、年内にも国家資格が制定される可能性があります。そうなれば、行政の中での発言力が増し、これまでニーズがあっても予算等の関係でなかなか配置されなかったところで配置が進んだり、スクールカウンセラーのように非常勤でしか配置されなかったのが常勤化される可能性が出てくるでしょう。その辺りは、個人的には少し期待しています。
国家資格として位置づけられていないで、非常勤職員が多いためそのようになります。 診療報酬も取れません。 ただ、自治体、国の心理職という道があります。 (臨床心理士である必要はありません)
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