災後東北地方での職人不足は深刻のようですが 除染の日当１５０００円は妥当な金額でしょうか？

Question

災後東北地方での職人不足は深刻のようですが

除染の日当１５０００円は妥当な金額でしょうか？

Answer 1

質問を読ませて頂きました。私の実体験と知っている範囲での事柄を交えてお伝えします。さて、就労先作業場所が、国の危険指定地域で有る特定除染地域で有る事と、様々なリスクを考え合わせると、安過ぎると感じます。何故なら、福島県を例に挙げれば国から元請けゼネコンに支払われる作業員一人当たりの予算額が￥４６,０００です。（これは、国会質問で田中康夫議員が質問した内容の事実です）そして、福島県の最低賃金が￥５,３１２で、原発から２０km圏内の作業従事者に国から支給される除染特別手当金の最高額が１日４時間以上の就労で￥10,000です。＊福島第一原発から２０km圏外で有ったり、作業地域と場所の放射線量が国の定める規定値より低い場合は、この提示金額は安くは無いと思いますし、高いとも思えません。
最低賃金問題の記事→http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130216ddlk07040119000c.html

貴方が示されている雇い業者が、このゼネコンから何次下請けに成るかは分かりませんが、この金額を差し引き、個別に考えると雇い業者が支払う賃金は、￥5,000です。この金額が安いか高いかは誰でも判断が付く筈です。（因に全国の建設労働の賃金レベルは８千円〜１万円が多いですよ。）当初、特別手当金が中抜きされている報道が成される前は、￥8,000〜￥10,000でした。これらからも分かる通り、本来なら基準賃金8,000〜10,000＋特別作業手当金￥10,000＝￥１８,000〜￥２０,000が妥当な金額の筈です。これでもう判断が付きますよね！？
この提示金額が満額懐に入って来る訳じゃない事も理解しておく事が重要ですよ。それは、下記のURLの実際に有るニュース記事を読めば分かりますよ。私自身、実際にこれと同じ内容の説明を告げられましたからね。→作業道具費用は自分持ち→http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013011302100004.html
→http://news.ameba.jp/20121126-143/

宿泊施設料金天引き横行☞http://blogs.yahoo.co.jp/moritakeue/8349335.html

これが実態なんです☞http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013011102100006.html

＊諄く沢山の事柄を書き込みましたが、系統立ててお伝えしなければ単純に判断する事が難しいので、この様な説明をさせて頂いた次第です。
これらを読み、後は貴方が今置かれている状況との比較判断です。決して引き止める等の書き込みではない事を申し添えておきます。実際に行かれるのでしたら、沢山の募集がハローワークやWeb上の専門斡旋業者サイトに出ていますので、比較した方が良いと思います。
※一字訂正しました。県内☞圏内