専業主婦のため毎日家におり、午後の刑事ドラマが大好きなのですが、警視庁・検察庁・警察庁・公安などの違いが良くわかりません…

Question

専業主婦のため毎日家におり、午後の刑事ドラマが大好きなのですが、警視庁・検察庁・警察庁・公安などの違いが良くわかりません(>_<)
公安は、警察官の監視役的なところですか？
なんで警視庁と警察庁が敵視してるんですか？
それぞれの役割と、関係性がわかればもう少し刑事ドラマが楽しめるのですが…
どなたか教えてください！

Answer 1

警視庁→他の都道府県の警察本部が、いわゆる「県警」、あるいは「府警」ですが、東京にかぎり警視庁というようです。要するに東京都を管轄する警察本部です。

検察庁→刑事事件について、警察の調べた内容から、裁判するかどうか決定する役所です。警察から犯人の身柄とか、調書が検察庁に送られることを、「送検」されると言いますね。ドラマでも出てくると思います。また重大事件などには、検察官みずから捜査します。刑事事件で裁判になると、例外をのぞいて、検察官が原告となりますね。犯人が被告。

警察庁→ 全国の警察の上に立つ機関です。全国の予算、人事、公安委員会などの仕事をします。学校の上に立つのが文部科学省であるような関係です。要するにお役所。

公安→過激な政治行動（右翼活動など含む）、暴力（テロなども）で政権転覆ねらう団体個人を、取り締まり、情報を集めている機関です。たいていの警察署に部などが有り何人か勤務しています。

警視庁と警察庁が敵視しているのは、ドラマの筋で必要からではないでしょうか？要するにフイクション。
しかし、警視庁があまりにもでかく、影響力が大きいので、東京都と国が対立するように、いろいろあるかも知れません。

ここに書いたのは自分の知識だけで書き込みました。検索をかけて、調べられるといいですよ。

Answer 2

先ずは組織図を整理しましょう。

警察庁は内閣府の下部組織である国家公安委員会の監督下にある「行政機関」で
トップは警察庁長官。

警視庁は東京都を管轄する自治体警察の一つで明治時代から「警視庁」という名称。
あくまでも警察庁の監督下にある。

検察庁は法務省の管轄であり所属する検察官は「司法試験」を合格し、任官しているから
一般職のキャリアより格上。
実際、最高検察庁の検事総長は法務事務次官より偉い。

公安というのは先程の国家公安委員会以外に、
各都道府県に設置された公安委員会というものがありますけど、
今は形骸化した存在。
本当の公安は警察の公安部や公安調査庁であり、
左翼やカルト教団、テロ組織を監視するのが主な任務。

警察庁と警視庁が対立したりいがみ合うのはテレビや映画の世界の話。
どちらも上にいるのはキャリアであり、
利権でズブズブな関係なのでキャリア同士の足の引っ張り合い、
キャリアの派閥抗争は日常的ですね。