解決済み
一昨年まで消防職員をしていた者です まず、誤解されているようですが、「消防士」は職業の名前ではなく階級の名称です 救急救命士も職業の名称ではなく国家資格の名称です 救急救命士の資格を持った救急隊員のみが一部の医療行為が出来ます その辺りを誤解しないようにお願いします さて、本題ですが消防署の業務は消火活動や救急活動、救助活動など現場活動だけが仕事ではありません 立ち入り検査や地水利調査、救命講習と救命講習の事前の事務手続きと打ち合わせ、防災訓練指導、消防団の指導、医療機関との調整、危険物取扱者試験や消防設備士の試験に関する受付などの事務手続き、火災と紛らわしい行為の届け出や煙火打ち上げの届け出、道路工事の届け出などの事務手続き、通信司令に関する業務(これは消防本部ですね)、更には職員の服務に関する業務など挙げたらキリがありません ここに出した業務はあくまでも一部に過ぎず、全ての業務を挙げるとなると軽く100を超えます 更に本部の業務を合わせればもっと多くなります 出場していない時は訓練や筋トレをしているイメージがありますが、たくさんの業務があるため訓練は毎日は出来ません 訓練は基本的に午後に数時間しか出来ませんし、筋トレやランニングも夜の自由時間にしかしません(出来ても1時間くらい) 東京消防庁など大都市の消防では立ち入り検査などは予防課に専属の職員(現場には出ない毎日勤務です)がやりますが、大半の消防は予防に専属の職員がいない為、消防隊や場合によっては救急隊などが現場活動の合間を縫って立ち入り検査や防災訓練指導などをします あと、大都市など一部の消防を除き大半の消防は部隊兼任制です 1つの隊、チームで消防隊と救急隊を兼任していたり、救助隊が救急隊を兼任しているなんてよくあります(乗り換え運用と呼ばれる方式です) とにかく消防という仕事は奥が深いです
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