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日本語教師養成講座420時間を養成機関で受講しようと思い、いくつかの学校から資料を取り寄せました。 そこで、420時間…

日本語教師養成講座420時間を養成機関で受講しようと思い、いくつかの学校から資料を取り寄せました。 そこで、420時間の授業のコマ割りを見て、疑問に思ったので質問します。①文化庁提示の「日本語教員養成のための標準的な教育内容」に各区分(科目)ごとの時間数がありますが、 この内訳ごとの時間数は、養成機関によってマチマチなのでしょうか? 例えば、区分2の日本事情に関して、上記提示では15時間となっていますが、 養成講座Aでは10時間なのに対し、養成講座Bでは30時間などの違いがあります。 この場合、養成講座Aですと15時間に満たないのですが、良しとされているのでしょうか。 あくまでも「標準的内容」なので、絶対にこの時間数でなければならないというわけではないのでしょうか。 ②420時間という、時間数についてです。 取り寄せた資料のコマ割から計算してみたのですが、 1コマの時間(80分の講座もあれば90分もあり)に、講座修了までの総コマ数を掛けて計算してみましたが、 420時間に満たない講座がありました。 養成機関側の話しでは「時間数」というより「コマ(単位)数」だ、と言われたところもあったのですが、 私は、指針が「420時間」と提示されているからには、「時間数」がトータルで420時間あるべきものと思っていたので それでも、「420時間」を修了したということになるのかと疑問に思いました。 以上、2点よろしくお願いいたします。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    文化庁のシラバスを読まれたのなら、そこの「備考欄」もご覧になられたかと存じます。 そこに、以下のように書かれています。 「なお,内容及びキーワードは,大学・日本語教育施設等での日本語教員養成課程において開設される科目等とのマッチングを行う際の目安として記述したものであり,教員養成における教育課程編成に際して,教育内容の諸項目を網羅的に行うことを前提としたものではない。」 以上のように、あくまで目安であり、こと細かに時間数などは決まっておらず、何をどの程度、どのように教えるか、は各日本語教師養成機関に委ねられている、ということです。 「420時間」という単語も、「文化庁の指針にそったもの」という意味でのあくまで象徴的なキャッチフレーズに過ぎません。 参考:420時間の意味は? http://420h.jugem.jp/?eid=96 「420時間の「420」時間とは、便宜上の呼称です。昔、大学で文化庁のシラバス「日本語教員養成のための教育内容についての報告」に基づいて日本語教師養成課程を行った際、それがおよそ大学の授業の420時間ほどになったことがあり、その数字が今に残ったものです。」 拍子抜けするかもしれませんが、国家資格ではないとはそういうことです。つまり、「認められる/認められない」講座も存在しませんし、お求めの「何時間が正解」といったような絶対的な「1つの正解」も存在しないのです。 極端な話、すべて通信教育で420時間を修了してもOKなわけです。自分は実習をたくさん受けたいと思う人は、実習がたくさんある養成講座を選べばいいわけですし、ご自分のTPOに合った「420時間」を受講すればよいのです。 日本語学習者も多様化してきており、それに対応するために、日本語教師も昔よりますます多様性が求められています。(例えば、直接法だけでなく、英語で日本語を教えられる日本語教師など。実際、そういった求人も増えています。) そのためにわざわざ文化庁のガイドラインも、あえて拘束性の薄い、自由で包括的な内容になっているのです。TPPに参加すれば、日本と海外の物や人の流れは益々、活発になりますので、この多様性を求める傾向は強まるでしょう。

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