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作業療法の検査・測定の順番について。

作業療法の検査・測定の順番について。検査・測定の順番というものは、対象者の疾患によって異なります。 私は、実習がもうすぐなのですが、実習が始まってSV(スーパーバイザー)さんに、「何でその順番にしたの?」と聞かれたら答えられないので、しっかりとした理由を言えるようになりたいです。 そのヒントとなるような、本・教科書を教えてください。 ほかにも、何かコツとかありましたら教えてください。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    作業療法士です。 患者様の評価を行う際、考えることはいくつかあります。 患者様の疾患はとても大事な情報ですよね。 疾患が分かれば、ある程度考えられる症状が決まります。 また、脳血管疾患の場合には、発症部位によっても考えられる症状が予測できます。 患者様の意識状態や、体力。 指示の入力が可能かどうか。 評価を行う際、気を付けなければならいのは、患者様の身体的・精神的な状態を把握することもそうですが、患者様が疲れていないか、その評価に耐えうる状態にあるかどうか、正しい検査結果が得られるかどうか、だと思います。 active ROMをしたいけど、患者様に指示が入らなかった無意味です。 患者様の返事を要する感覚の検査なども難しくなります。 臨床の場に出れば、一日に何度も患者さまを診ることになりますので、その場その場で臨機応変に動く必要が出てきますが、学生さんの場合はそこまで考えなくていいと思います。 頭でっかちになったら、正しい評価が行えない可能性も出てきます。 私がバイザーだったとしたら、患者様の疾患から予測される症状に合わせて、大まかな評価を行うことからしてほしいと思います。 限られた時間の中でできるだけ効率的に評価が行えていれば、良しとします。 そのための準備はちゃんとしておいてほしいです。 どうしてその順番にしたのか?とい問いをしたならば、合っていても間違っていても、学生さんが考えた根拠をちゃんと答えてくれることが大事だと思います。 学生さんなのですから、間違えることがあって当たり前です。 経験を積むことで自然と身に付く部分も評価には大いにあります。 評価とはこの疾患の場合、この順番にすることが望ましい・・・なんて書いてある本は今のところ私は知りませんし、必要ないと思います。 間違いを恐れず、患者様の状態に合わせた評価を行えていれば、大丈夫だと思いますよ。 もし、順番について明らかに違えば、それを指導するのがバイザーの仕事ですし、それを次回に生かすのが学生さんの学ぶべきところ。 実習とはそういうものだと思いますよ。 あまり「うまくやろう」と思いすぎないように、もう少しリラックスして頑張ってくださいね。

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