ご質問の言葉じりから…個人自営業のなんたるかもご存知とお見受けしましたが、もう元請の加入説明会などに参加されたのでしょうか? 今まさに軽貨物事業のかたわら 新規参入を考えてる方のコンサルタント的な仕事もやっております。 貴方のおっしゃる『数ヶ月間はリース車両で』とは、その元請に籍をおいて事業用の軽貨物をそこから借りて…という意味なんだと思いますが、数ヶ月で資金をつくり新しい車を仕入れる事は かなり難しいと思います。 今現在すでに預金があり…少し増やせば新車も買えるという状況であるなら別ですが、そうでないのなら不可能に近い話かも知れません。 経費にまつわる例え話をしますと… 東京〜名古屋間や仙台間・新潟間はどれも400km前後と、ほぼ同じくらいの距離であります。 この運賃が¥50000-だったと仮定します。 元請は依頼主から5万円をいただき、あなたに配送を委託する際に10〜30%のマージンを抜きます。 (これがリース車両だと料率も変わりますが、後に記載します) 夜間ETC割引などに当る時間帯に動いても、片道¥3000-くらいはかかりますし 往復で800kmにもなる行程の燃料費は¥10000-くらい掛かります。 そうすると途中の飯代なども入れると、貴方の口座に締日後30〜50日でその分の運賃¥25000-が振込まれるワケなんですが・・・ そうそう実入りの大きな仕事が続く筈もありません。 次の日の売上が¥3000-また次の日が¥8000-だと、平均すればフリーターが一日働いた額を下回る場合もあるのです。 軽貨物車両の代金・その車検やメンテナンス費用はもちろん、個人事業税・怪我するなどした場合の休業損益・貨物保険代金に日頃の生活費を足してみると…毎月の売上額がマイナスになる既存事業者の多いこと多いこと。 単純な経費は燃料代と高速代ですから、だいたい3〜4割の計算で合うのですが…月収40万円のサラリーマンと同じ収益を得るには、総売上が3桁を超えるようでなければ成り立ちません。 都内にある某バイク便のグループ会社に車両のリース制度がありますが、そこは身体ひとつあれば持ち出し経費もなく働けるのですがマージンが70%と聞きます。 私は開業後の数年間は…週に1日の休業日の他は自宅に戻らずに、路上で仮眠&待機をして委託を請けていましたが それでも金融機関に借り入れをしておりました。 毎年の新規参入事業者の数は全国で1000を超えるらしいですが、そのうち8割の業者が一年以内に廃業しているという現実の世界なのです。 それでもチャレンジしてみたいんだ!とおっしゃるなら… 貴方を心から応援いたします!! お身体に気をつけて頑張ってください
なるほど:3
< 質問に関する求人 >
ドライバー(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る