派遣会社で雇用保険、社会保険に加入する場合の保険料

Question

派遣会社で雇用保険、社会保険に加入する場合の保険料正社員で勤めていた会社を退職し、派遣会社に登録しました。
条件によって雇用保険、社会保険に加入してもらうことが条件だと言われました。
この場合、仮に、時給×日数＝１５万だとしたら、そこから保険料が差し引かれ、差し引かれた金額が
振り込まれるのでしょうか？
だいたい、いくら位引かれるのでしょうか？計算式などあるようでしたら、教えて頂きたいです。
ちなみに、雇用保険の保険料は、１．３５％で、私が０．５％、顔写が０．８５％を負担すると書かれてありますが、
いくら差し引かれることになるのでしょうか？

補足

分かりやすいご説明有難うございます。健康保険についてですが、失業保険も終わり来月から旦那の扶養に入り、私の健康保険はまとめて旦那の給料から差し引かれるよう手続きを進めています。この場合、派遣会社の健康保険に加入しなくてもよいのでしょうか？それとも、自分で負担しないといけないのでしょうか・・？

Answer 1

通常、派遣会社の提示する給与額は総支給であり保険料はそこから引かれます。
時給×日数＝１５万だとしたら、そこから引かれます。
主な保険は４つあります。

・労災保険
有無言わさず加入、ただし全額会社負担

・雇用保険
１週20時間以上の所定労働時間かつ満１ヶ月を超える雇用で加入
農林水産・清酒醸造・建設を除く一般の事業では総支給の0.5％を個人が、0.85％を会社が負担

・健康保険（協会けんぽ＝旧・政府管掌健康保険の場合）・介護保険
１週概ね30時間以上の所定労働時間かつ満２ヶ月を超える雇用で加入
保険料率は事業所所在地の都道府県毎に異なります。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/8,0,120,713.html
料率はこちらをご覧下さい。

・厚生年金（厚生年金基金ではない）
１週概ね30時間以上の所定労働時間かつ満２ヶ月を超える雇用で加入
全国一律で16.766％を労使折半します。

雇用保険料は総支給額に対して保険料率をかけて求める（＝毎月保険料が変わる可能性が高い）のに対し、健康保険や厚生年金は「標準報酬月額」に対して料率をかけ保険料を求めます（基本的には毎月一定）。
標準報酬月額についてはこちらをご覧下さい。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/8,232,25.html

月額15万円で40歳未満、東京都にお住まいなら以下のようになります。
労災保険→全額会社負担
雇用保険→750円
健康保険→7747.5円（標準報酬150千円）
厚生年金→12574.5円（標準報酬150千円）

補足
加入要件を満たせば被扶養者から外れます。
派遣会社の健康保険・厚生年金加入になり、質問者様も労働者負担分を負担しなければなりません。
しかし、悪いことばかりではありません。
健康保険でご主人の被扶養者になるということは、年金が国民年金３号被保険者（保険料免除）かと思います。
３号被保険者の年金額は非常に低いです。
ご自身で厚生年金加入されることにより、将来の年金が増えることになります。