会社経営・労使・夏期一時・組合に詳しい方アドバイスお願いします。 先日、会社の取引先が自己破産しました。我が社は、取引…

Question

会社経営・労使・夏期一時・組合に詳しい方アドバイスお願いします。
先日、会社の取引先が自己破産しました。我が社は、取引先から毎年1億の売り上げがあり来年度からはなくなります。未払いの手形もあり5～6千万が入って来ないです。自己破産した会社は、我が社と仲が良く大事にしてきた取引先でしたが、2年前ぐらいから、支払いが遅れ気味だったそうです。大事にしてきたし倒産しないように助けてきたみたいですが結果自己破産しました。この場合、我が社の会社経営・方針は間違ってなかったのですか？夏期一時は団交し1度回答が出ていたので、支払われると思いますが、冬季一時金は知らないと言われました。組合側で交渉していますが、会社経営方針として、突っ込めますか？！又、何と突っ込めば良いですか？！

Answer 1

大変難しいご質問ですので私の乏しい知識の中での私観としてお読みください
会社経営に対する考え方ですが
このように、年商１億からの取引先（貴社のシエアにもよりますが）について支援することはよくあることです
ただ、経営者としての相手企業に対する見極めも大切ですね
この場合は、経営者が相手企業に対する見極めが少し甘かったのかな～とも思います
ただ、会社経営：方針が間違っていたと断定するのも無理があると思います

つぎに、労使交渉における一時金の対応ですが、夏期については団交による金額（乗率）が妥結しています（回答だけですか？）のでそれで支給はされると解釈して間違いないと思います
ただ、冬期については「企業が知らない」とのことですが「約束はできない」と読み取っていいのではないでしょうか。
すなわち、就業規則等により年間（または期毎）の支給乗率が定められてない以上は、企業としては「①今回は前例にしない②今後は会社の業績による」と回答をするのが通例となっており「心配するなチャンと払うから」と回答する企業はまずないと思います
あなたの会社は年間闘争ですか？
支給毎闘争ですか？
これにより冬期は違ってきますよね
場合によっては、従来は年間で〇〇か月分但し夏は××か月分と約束していたが、夏はこれだけ冬はこれからということにもなりかねません

次に、今回の自己破産については労働者としても自社の経営に響くものであるので「労使による経営委員会」というようなものを立ち上げてそこで話をすることも必要には思いますが
賃金闘争と今回のことを絡めての交渉はあまりおすすめできません

確かに、このような会議では経営に対し説明は求めることはできますが、魔女狩的な発言行動は避ける必要があると思います
すなわち、労使がお互いに理解しあっての交渉ごとが今まで進んできているが、今回については対決モードで行くということは避ける必要があると思います

労働者としては「自分の生活第一」との考えはいいですが、あくまでも企業があっての労働者があり、労働者があっての企業です。
対決姿勢は避けて、充分腹を輪わって話し合う必要があると思いますが

「追記です」

＞会社経営方針として、突っ込めますか？！又、何と突っ込めば良いですか？！

って質問ですが
突っ込むの意味合いが問題ですね
私なら、
「今回の件について、会社の経営に及ぼす状況の説明ならびに今後の経営方針について説明をお願いします」
「今回の件について、経営者側としての責任の取り方について説明をお願いします」
「会社の労働者に与える影響も説明してください」
というと思います

「今回のようなことが起こるのは、あんた達の見る目が甘い」
「責任を取れよ」
「労働者のボーナスなど賃金、労働条件の改悪は認めないからな」
ってような発言は腹においても口には絶対に出しませんね

組合幹部であってもその会社の従業員です
一生組合幹部として専従するならそれもよかりですが
人間も感情の動物ですから