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ISO90001の弊害について

ISO90001の弊害について製造業の社員をしています。 ISOを導入して8年経ちました。 業務は複雑化し、会議だらけになり、非効率化が続いていると感じています。 具体的には....DR、検証、記録、取引先契約、からなにから、 たったひとつの部品を買うのに、品質保証契約? いくらなんでもやりすぎ、おかしい、と思うことがしばしばあります。 ISOに対する理解の仕方が間違ってる、とか、会社にあったシステムにすれば良い、とか 誰でも異口同音に変だと思ってはいるのですが、ISOの考え方が社内の暗黙知になってしまい、 そこから発展できないでいます。 つまり、システムを維持管理することばかりに目が向いてしまっています。 これはどこの会社も抱えている悩みなのではないでしょうか? ISOは日本経済の足を引っ張ってない?とは言いすぎ、、、ですが、 効率との狭間でどうバランスとるがカギになるのではないでしょうか_? うまくやっている例などございましたら、ぜひご紹介お願い致します。

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知恵袋ユーザーさん

回答(3件)

  • ベストアンサー

    おはようございます。 ISO9001/14001認証取得のコンサルティングをやっていた者です。 「やっていた」ってトコにポイントがありますが・・。今は閑古鳥ですね^^; そろそろどうでしょう?の時期も過ぎちゃいましたね、世の中・・。 返上した会社、多々みています。もう「自己適合宣言」でいいじゃん、 てトコもありますよ。もちろん顧客が許せばの話ですが、顧客からの 取得維持が契約上の要求ならば仕方がありませんね、諦めましょう。 導入時に大きな問題を抱えたまま取得、今の今になって噴き出してくる、 そんな会社、ゴマンとみました。 「身の丈」が大事だったんですよ。既存を最大限活かす、そして最小限度で直す。 世の中の参考書類・書式(ひな形)が悪さしましたね。 他社事例の拝借も結局は失敗が多い。 そして審査員も酷かった、自分が現役時代におよそ成し得なかった難度Gの システム理想論も押し付けられました。 これは今だいぶ改善したようですが、大企業出身者にはまだ亡霊が たくさんいます。審査立ち会いでは相当戦いましたけど^^; ここいらでどうでしょう、楽になりましょう。 再整備、要求事項との見合いを再検証して「間引く」。最小限度の装備力で 身につけ直す。 「部品毎の品質保証契約」ってアナタ^^;どこにそんな要求事項ありますか? 顧客?有り得ない。やり過ぎです。 会議体(内部コミュニケーション)も新たに作っちゃったクチですな? 既存会議体で何故済ませなかったんですか? 品質がらみの議題を多少追加するだけで良かったのに。 継続的改善?これだって既存のQC活動とかを利用するだけでいいのに・・。 システムの監視・測定にしたって、既存の操業諸元項目使えばいのに 新たに設定したりとか・・、 現状業務分析をはしょってきたツケがモロに出ています。 とまあ、るる述べましたが、規格要求事項と実効性、再検討して下さい。 捨てる時はバッサリと。 最近は審査員も理解を示してくれるようですよ。 「以前とかなり違いますね?継続して診ている私は不安です」 なんて審査員もう言いません。 足を引っ張る?かどうかは、使い方です。なんかどこも経営陣の理解も 不足していそうですね。年間200数十万円+投入維持担当者の工数コスト、 どこも1千万円単位の費用が掛ってます。 これを活かす方法を考えましょう。 ・・もう少しお話が聞ければいいですね。 p.s. >ISOの考え方が社内の暗黙知 ISO9001は顧客志向、貴社の理念とどこ違うんですか? 神棚に飾るんではないでしょう? 最初の時点で理解不足でしたね。今一度勉強させましょう。 ちなみに:1996年時代から、コンサルではマニュアル1本で提案し続けてきました。 何も問題はありませんでした。もちろんIEで業務分析は徹底しましたが・・。

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  • 目的なき手段になるのは町工場の悪い癖です。 論理的思考を学んできた土壌がない、低学歴の場合 未来より、今現在の効率を考えるのは仕方のないことです。 やらされる仕事に慣れ切ってますから、なにをしてもやらされる感がさきに立ちます。 評価の中で生きる立場は辛いと思いますが、ぜひ目的のための手段だという論理的思考を身につけて、 本当の意味の効率化を理解して欲しいとおもいます。 僕たちは日本人です。 知的であるべきです。

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  • > つまり、システムを維持管理することばかりに目が向いてしまっています。 > これはどこの会社も抱えている悩みなのではないでしょうか? 多いとは思いますが、どこの会社でもというのは言い過ぎです。 ウチではISO9001とISO14001の両方を認証取得しておりますが、何も困っていません。いわゆる「ISOの仕事」とか「ISOの書類」といったものが皆無だからです。例えば「品質目標」とか「マネジメントビュー」とか称するものはありません。現実の仕事に必要なものしかないのです。 かつては、何の役にも立たない審査だけのためのものが山ほどありました。そして、たいへんな労力をかけて管理・維持していました。さすがにたまりかねて、それらを全廃した次第です。 質問者様の会社でも、そのようにすればいいのではないでしょうか。 「ISOを導入する」という考え方が錯覚、あるいは考え違いに過ぎないことにさえ気付けば、何もむずかしくはありません。ISOの導入・維持がたいへんなのではなく、たいへんになるようにしているだけのことです。おそらくこれは、審査員の誘導(あるいは強要)やISOコンサルの誤った指導によるものでしょうが、そんなものへの気配りは不要です。 そもそも、組織(質問者様の会社)がISO9001規格を理解し、それに応じた手順・文書を新たに作る必要などないのです。そんな不必要なことをするから労力がかかるのであり、労力は審査員にかけさせればいいのです。こちらがカネを払って審査させているのですから当然です。 つまり、審査員自身が、組織に元からある手順・文書を見て調べ、ISO用語ではなく社員の誰もが理解できる日常用語で質問し、それらがISO規格のどれに該当してどう適合しているかを確認するわけです。この方法なら、社員や会社側に余計な負担は一切かかりません。 もし今の認証機関にその能力がないのなら(そんな審査ができないのなら)、それができる認証機関に移転すればいいでしょう。その方が費用だって安くなるかもしれません。 具体的にどうすればいいか詳しくお知りになりたければ、マイブログをご覧ください。 ISO認証とは何か、(品質)目標管理とは何か、社内の仕組みはどうあるべきなのか、どうすればムダな文書を廃止できるのか、どうすれば効果的な内部監査ができるのか、どうすればありのままで審査を受けることができるのか。その他諸々どうすれば理想の姿にできるのか。 実体験を元に、カテゴリ別に紹介してあります。

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