北海道で酪農経験(馬・牛など飼育労働に従事)がある方、お話聞かせてください

Question

北海道で酪農経験(馬・牛など飼育労働に従事)がある方、お話聞かせてください北海道の牧場(私の場合は馬)で働きたいと考えているのですが
経験者の方のご意見が聞ければと思い質問してみました

どのような仕事なのか、楽しいことと辛いことを教えてください
何年ぐらい働いたのかも教えてもらえると幸いです

補足

(馬の仕事で酪農はあまりないですよね…苦笑。牧場を間違えて書いてしまいました…)
widewaywonさん、ご回答ありがとうございます。

詳しく具体的にご回答くださったので、とても理解し易かったです。
(よく怪我をするというのは予想外でした。)

その他、移動手段に関してのアドバイスなども参考になりました。

ご回答、ありがとうございました。感謝です。

Answer 1

競走馬の生産牧場の話です。育成牧場や種馬場、牧場の規模により条件は変わると思うので、その点はご了承下さい。

春夏秋冬により起床時間は違いますが、夏は4:30冬は6:30くらいかと。

馬の手入れ→放牧→馬房掃除チームと騎乗チームに別れる→プチ休憩→草刈りやトラクターでの堆肥管理、牧柵・厩舎修理等の肉体労働→昼休み１時間半→騎乗チームはまた乗る、他はまた肉体労働→休憩→集牧→手入れ→夕方作業終了→20時頃に夜飼い。

これに、調教師が来たら入厩予定の馬を放牧地で捕まえて引っ張ってきて見せる、獣医の対応、季節によっては馬運車を運転して種付けに行く、繁殖牝馬を近くの診療所に連れて行く、昼夜放牧に出している馬の様子を見に行く、出産予定馬に当直で付き添う…といった作業が加わります。もちろんいつ起きるか解らないので、仕事中だろうが休憩中だろうが、都度対応。

楽しいことは、休みの前日や連休の前日まで怪我をせずにすごせた時、給料日、昼夜放牧が始まった時(←面倒を見る馬が減って楽になる)、冬季になって起床時間が遅くなった時、馬が競馬で勝った時です。住み込みが基本なので、住居費や電気代ガス水道代や灯油代などがあまりかからないこともですかね。

辛いことは、ボーナス無し、昇給もほぼしないし賃金も安い、手当ての類いが無い、休みが月三日、職場が田舎すぎる、よく怪我をする…といったところでしょうか。お金の問題が１番辛いですね。

北海道の馬産地の場合、車が無いとまともな生活は望めないので、ご注意を。