解決済み
頭脳労働の方が給料が高いわけは?わかっているようでわかっていないことがあります。 たとえば労働問題を学者や弁護士や評論家や作家やアナウンサーがテレビで語っています。労働者に同情している彼らは、多くの収入を得ています。そして身を粉にして働いている労働者は社会の末端で給料も安いです。 別にひがんでいるつもりはありませんが、生産性で言うと、学者が持っているボールペンも着ている服も乗っている車も、全部労働者が作っています。労働者がいないと学者は何もできないことは明らかなのに、頭脳労働者の方が給料が高いのは自明のようになっています。何もモノを生み出さない人たちが生み出す人より収入が高い原理を教えてください。
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基本的には労働力も需要と供給の関係で賃金が決まります。 (実際は法的な規制や労使の力関係など複雑に絡み合いますが) 勿論供給の多い仕事は賃金が安くなります。 例えば仮にボールペン職人ってのがいて、もしその人しかボールペン作れず、ボールペンの代替品もない場合はボールペン職人の給料は弁護士よりも高くなるでしょうね。 その代わり、ボールペンは何万、何十万もすることになるでしょうけど。 しかし、そうならないのはボールペンは生産設備さえあれば誰でも作れるからです。(つまり、賃金水準の低い新興国でも作れるということです) 誰でも出来る仕事(供給量が多い仕事)に高い賃金は払いません。 それに対して、頭脳労働者は代替がきかないか、簡単になれなかったりする(なるのに才能が必要であったり、才能と言わずともスキルを身につけるのに費用と時間がかかる)ので供給が限られており、収入が高くなることが多いのです。
簡単に言うと市場原理です。 ホワイトカラーが給料がいいのは、なり手になれる人が少ないからです。 逆に、ブルーワーカーが給料が低いのは、なり手が多いからです。(誰でもなれるから) が、現在はホワイトカラーが給料が高いですが、高度成長時代は逆でした。 ブルーカラーの人の需要がなり手よりも多く、結果給料が高くなっていきました。 今は逆転していますが、今若い職人と言われる人が激減しています。 近い将来職人の給料が高騰することは必至です。 職人が居なきゃ作れないのが沢山あるからです。 今は不景気で現場作業員もダブついていますが、職人技術を持った人が高齢者が多いです。 その高齢職人が居なくなれば、職人不足が起き高騰することは避けれません。 いくら募集しても人が来なけりゃ、値段が上がっていきます。 今、復興地での工事価格が高騰しています。工事は沢山あるが、やる人がいないからです。 地方公共団体の発注工事が入札ゼロで不調とかが起きています。
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搾取の構造故です。 資本主義社会で多くの富を得られるのは どこかしらで搾取しているからです。 ウィン・ウィンの関係は 最近になって提唱されただけで、現在の労働・賃金形態が確定した(している)のは 搾取する側に都合の良いルールを搾取する側ばかりで決めてきたからです。 一定の知識・情報を 雇用される側の私たちが望めば得られる今の時代だからこそ、フェアトレードやらウィン・ウィンの関係 やら 企業・社会がちょこっとずつ動きはじめているんです。 搾取されるばかりにならないよう、知識は絶対に必要だと思っています。
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もしかして頭脳労働者に偏見を持っていませんか。 仕事はいろんなセクションが協力してできるものです。営業、製造、調達、研究開発、事務、等… 大きく分けると材料を仕入れてから製造、販売までの流れに直接携わる人たちをライン、ライン業務を支える人たちをスタッフと大きく2つに分かれます。1つの会社が成り立つにはラインの人員はもちろん、スタッフ業務もなければ成り立ちません。 つまり同じ会社で給与計算してるより生産してる人の方が偉いという理論はおかしいです。両方ともうまく機能してるから社員も安心して働ける仕組みになっているはずです。 学者や弁護士や評論家や作家やアナウンサーはフリーの場合は人気商売です。収入が高い面もあるけどリスクとして収入が不安定になりやすいです。人気が落ちて仕事がなくなればたちまち給与は激減する可能性もあります。お笑い芸人も売れる人とそうでない人の格差はすさまじいようにテレビで見ないだけで実際は埋もれてしまったような人たちも多いです。たぶんテレビでよく見ている一部の成功者たちだけを見ていいなと思ってませんか。
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