６５歳までの雇用を確保する制度を企業に義務付けた改正高齢者雇用安定法が施行されましたが、今までと何が

Question

６５歳までの雇用を確保する制度を企業に義務付けた改正高齢者雇用安定法が施行されましたが、今までと何が６５歳までの雇用を確保する制度を企業に義務付けた改正高齢者雇用安定法が施行されましたが、今までと何が変わったのですか？ 特に定年精度が延びた訳では無いでよね？

無知な質問で恐縮です。宜しくお願いします。

Answer 1

改正高齢者雇用安定法は、主に60歳定年と定めている企業側は次に挙げる3つの内から1つ選択し、導入しなければならないという法律です。これは年金支給年齢の引き下げと関係しており、65歳より年金が支給されることになったものの、企業側の多くは60歳定年となっていることから、定年から年金支給開始年齢までの収入を確保するつなぎのためです。
・定年制の撤廃
・65歳を定年と定める
・継続雇用制度を導入する
継続雇用制度導入に当たっては、過半数を占める労働組合がある場合は当該組合と協定書を締結するか、労働組合がない場合は従業員代表を選出し協定書を締結すれば、全社員を対象にしなくてもよいというオプションがついています。即ち、なんらか客観的な基準があれば、それに満たない従業員は継続雇用しなくてよいということです。ほとんどの企業は継続雇用を採用しているらしいですから、マクドナルドは異例と言えるでしょう。新聞やテレビでもてはやされるのも珍しい事例だからですね。