教えて!しごとの先生
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こんにちわ、ご回答ありがとうございました。

こんにちわ、ご回答ありがとうございました。すごく驚きました。同じ母子家庭で、しかも目指していた職業まで酷似していましたので・・・。 30歳まではどうとでもなる。この言葉を読んで少し気が楽になりました。 私が何故、ここまで将来を深刻に考えるかというと、何よりの原因は母を見て育ったからです。 私の父に当たる人に、殴る蹴るの暴力を加えられ、それでも7年耐えた後離婚して、ずっと派遣でテレアポの仕事をしてきました。 母が若かった頃は、派遣という働き方が花形と言われていて、契約が切れてもまた次の職場がすぐに見つかったものでした。 しかし2年前に派遣切りに合ってからというもの、不景気や年齢も手伝ってずっと職が安定しないままです。 そんな母を見ていると、まるで未来の自分を見ているようで言いようのない不安に襲われるのです。 自分や弟をここまで大きくしてくれた母は、とても凄いと思いますし尊敬もしています。しかし私はそんな人生は嫌です。 母を否定する事にはなりますが、子供の為に人生を犠牲にして、今もまだ苦労している。そんな姿を見ていると「自分は絶対に結婚しない。こんな人生送りたくない」と思ってしまいます。 まだ25歳。もう25歳。 20歳の頃から、ずっと悩み続けてとうとうこの年齢まで来てしまいました。 blueglass333さんは、今後をどのようにお考えかを是非お聞きしたいです。 回答お待ちしております。

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    実は私の子供の頃の夢は芸能人でした。 次第に芸能人は周囲からも評判の美人等、画面に映る以上それなりの容姿も必要であることを知り、目指すことすらしませんでした。 芸能人を目指すのも結構ですが、バイトをしながらオーディションを受け続けてももしだめだったらどうするのか? 周囲からこんな状態を“ふらふらしている”というものだと知りました。 親兄弟からは「ちゃんと就職しろ!」と怒られるものだと知りました。 30になってもこの状態なら就職もしにくいと知りました。 私は学生時代ですでに芸能人は目指さないと決めて、まともに就職すると決めていました。 最初は人と会話するのが好きだから営業か販売志望。 しかし、まったく採用されない・・・。 「なぜ当社を志望したのですか?」 「御社の扱っている商品が好きだからです」 なぜこれじゃいけない?なぜ好きであることに理由が必要? その会社じゃなきゃいけない理由?あるわけない。 中小企業なら採用されるといわれて面接を受け始める。 「なぜ当社を希望したのですか?」 「求人票があったからです・・・」 求人票を見て初めて聞いた会社ではこれが本音。 自分にできそうだから応募した。初めて見る会社なのに、これ以外あるのか? 自分のやりたいことは何なのか? 突き詰めるたびに頭の中に芸能人が頭をよぎり、 「誰しも私のような夢みる職業があっても別の仕事に採用されているはず。なぜ私は採用されないのか」とばかり思っていました。 そして、卒業後マニュアル通りの志望動機で通った事務職に入社するもそこは超ブラック。 そこをやめて派遣に至ります。 事務経験を活かし手に職をつけようと経理を目指すことに決め、先ほど話した状態に至ります。 “あきらめなければ夢はかなう” この言葉に踊らされた青春時代だったと思います。 “頑張ればなんとかなる” この言葉を心に言い聞かせ、雑用でも一生懸命取り組めば、誰かが見ていてくれて社員にしてくれるものだと思っていました。 たとえば料理人のような丁稚奉公の世界。 最初は皿洗いから始めます。会社組織も同様で、雑用から徐々に高度な仕事をさせてくれるものだと思っていました。 しかし次第に気が付きました。会社組織の場合は違う。 雑用は雑用をさせるために雇うのだということ。高度な仕事は自分よりキャリアのない、社員として雇われた若い子が持っていくということ。 社員登用はいわば広告代わり。 非正規のやる気を損なわないために行われるが、不景気になればまったく登用試験すら行われなくなる。 雑用しかできない人を社員にするメリットがないと会社は考えるということ。 昔から日本社会は新卒を逃したら人生終了と言われていました。 私はそんなことはないと言い聞かせて若い頃を過ごしてきましたが、人生終了とはこういうことなのかと痛感しました。 次第に会社組で頑張ることの馬鹿らしさを感じてきました。 非正規って社員登用を餌にいいように使われているだけ。非正規より働かない社員を何人も見てきました。 今NHKでカーネーションというドラマがやっています。 あのモデルになった小篠3姉妹の母はあの時代に戦争で旦那をなくし、働かざるをえなかったという状況の方。結果的に独立をされてました。 あの時代も女性は働き口がなかったでしょう。 今も女性の地位は対して変わっていませんね。本当にできる女性は会社を立ち上げています。 不景気時代の生き方として、今も昔も変わらない指針があります。 それは「強みを活かせ」ということです。 全身全霊を傾けて、本能で勝負しようと思えるもの。 そういう仕事を見つけろということです。 実は私は今になって脚本家を目指しています。 昔から文章が得意だと思っていました。合わせて芸能人志望ということはドラマを見ることが好きだということ。 脚本家は今までの人生経験が問われます。私もいろいろ葛藤してきました。加えてこの転職回数。会社を見てきた数は半端じゃないです。 でも初めて自分の今までの経験が活かせるのだと思いました。 はっきりいって脚本家の道は社員を目指すより難関と思います。 あなた様が作詞を目指したのと同様。コンクールに入賞しなくてはなりません。 しかし、社員を目指すのと違うのは、自分の才能を見てもらえるということ。 雑用ばかりをさせられて、私はもっと他にいろいろなことができるのに何も見てもらえない。自分より能力の低い社員を見て、私は何もできずに立場が下に扱われ、給料が低い。これが何よりいやなのです。 脚本は自分の持てる能力すべてを使い、良い作品を作るために全身全霊を傾けて、これをコンクールに持って行ける。そして自分の才能を見てもらえる。 自分の力をすべて出し切るので、ダメでも後悔はありません。 もし、社員を目指してダメだった人生と、脚本家を目指してダメだった人生、どちらがいいかと聞かれれば、脚本を目指す人生を取るでしょうね。あとあと幸せを感じると思います。

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