退職金の支給額が少なくて、困っています。 12年勤務で、役職者として働いていました。 退職金計算基準は、 支給退職…

Question

退職金の支給額が少なくて、困っています。
12年勤務で、役職者として働いていました。
退職金計算基準は、
支給退職金＝算定基礎額（基本給）×勤続年数別支給率
となっております。
ここからが、問題ですこの就業規則は平成１６年に制定されています。
賃金規定では、基本給が数万になっており、その他手当が多数あります。
この方法だと、退職金は数十万円になります。
ただ、平成20年に年棒制に変更になりました。
その際、就業規則の変更などはされていません。
給料明細には以前は基本給・その他手当など、細かく区別して、記入されていました。
年棒制になってからは、基本給に数十万としか記入されていません。
また、ほぼ同期の人間が退職した際に、退職金は数百万貰っています。
その額が貰えるなら、自分も転職の為退職しました。
が、本社に確認したら、基本給は数万で、計算していました。
確認したら、給料明細は記入ミスです！との返答！平成20年～23年の3年間
この記入方法だったのに！さらに、同期の話をしたら、計算ミスで支払ったとのことです。
しかも、返済の請求もしていません。ありえませんよね！
そもそも年棒制に基本給はあるのでしょうか？
退職金が数万と数百万の差では、天と地ですよね！
とことん、やった方がよいのか、泣き寝入りするしかないのでしょうか？
法律など詳しい方、力をかしてください。

早急な回答をお願い致します。
長文失礼しました。

Answer 1

残念ながら、企業の賞与・退職金と言うものは企業が独自で定めているもので
あり、法的な拘束はありません。
会社の就業規則及び退職金規定に全てが委ねられます。

確かに給与明細が3年間も記入ミスと言うのは、ずさんな管理・経理処理をして
いたのは明らかですが、退職金を上乗せする理由にはならないかと思います。
就業規則における賃金規定・退職金規定に則った正規の退職金が数十万なの
ならば、法的には何も出来ません。

泣き寝入りとの事ですが、事実はそうではなくご自身を含む皆が同一条件なの
ですからお間違えになられていると思います。
同期の方は数百万貰ったとの事ですが、それが偶然にも"ずさんな処理"で
好転してしまっているだけであり、数百万貰った方は後日返還請求がなされる
でしょう。もし使ってしまっていた場合は破産宣告をされて家財や財産の没収
や任意売却に応じなければならなくなります。

返還請求が本当にされていないのであれば、ずさんを通り越して、経理処理で
違法な付け替えなどをしている可能性もあります。
まぁこればかりは担当部署の人間でないと証明できませんけどね。

どちらにせよ、いつ返還請求が来るか分からない数百万を貰うのと、何の心配
もいらない正規の金額を貰うのとでは、私は前者が良いとは思えません。

返還請求が来ないような会社ならば、「俺の分も計算ミスしてくれない？」って
頼めばやってくれるんじゃないですかね。ｗｗ
と冗談はさておき、貴方だけが理不尽な扱いを受けているわけでは無いと思い
ますので、納得して次の職場探しに専念された方が良いかもしれません。

最後にご参考までに退職金に関するサイトをご紹介します。
http://www.sugino-jpcpa.com/personnel/retirement-law.html