情報設備工事をしております２７歳男です。 会社経営の売上げにつきまして不透明さや理不尽さがありましてご質問させて戴きま…

Question

情報設備工事をしております２７歳男です。
会社経営の売上げにつきまして不透明さや理不尽さがありましてご質問させて戴きます。

まず会社構成なのですが、社員が１３名、その内現場稼動してない事務の方が３名(社長、社長婦人、社長の娘)

本店と支店がありまして、本店には社長婦人と娘がお金の計算を主にしているみたいです。

支店が現場メインな会社で、社長と現場稼動の社員９名。
もちろん売上げは工事売上げだけが反映します。

給料なのですが、９名の給料の平均が３０万円(総支給額)、手取り２２万円ぐらいで、賞与は雀の涙ほどが夏と冬に。。

ここからが本題なのですが、この９名が基本週休１日(あと祝日は休みなので週休２日になっていると社長は言う)で、親会社の工事長から仕事を貰うとこから工事施工完了までして月に平均して６００万円前後売上げます。

社長はたまに現場を見に来るか、会社で工事代金見積書の作成。

こんな訳で仕事しているのですが、１ヶ月に４、５回ほど社長が『社内会議』という名の説教ワンマンライブがあります。

その内容に決まっていつも含まれるのが『金の話』でして、どんな話から始まっても脱線していき最後にはその話になります。

内容を挙げながらですが、ここからが質問です。

まず、１人の１日の稼動に３万５千円かかる、月に１人１００万円は売上げてもらわないと赤字と言います…これは妥当な数字なのでしょうか？

会社運営費や固定経費や税金や保険とか含めるとそんな数字になると言うのですが、結構満身創痍でこれ以上は…って感じです。

経費削減の手も尽くして無駄な稼動も特にしていないつもりですが、この３万５千円は変わらないみたいです。

グダグタな長文ですいません。何か伝わって知恵や会社の穴なんか見つけて下さると有り難いです。

Answer 1

結論から言うと「穴を見つける」というか会社自体が既に四苦八苦な状態じゃないかと。以下、その理由です。

・1人の総支給額平均30万で22万が手取り、となると、厚生年金、社会保険、労災、雇用保険、全てに加入済、ということですから、全て会社負担分も合わせると人件費のみで１人３５万ほどは最低でもかかっている。例えば厚生年金などは天引き額と同等の額を会社が負担しています。料率は違いますが労災も雇用保険も社会保険も会社負担分はあります。）
（参考：http://www.jinjika.jim.titech.ac.jp/fuk/kenpo/seikan/kousei21.9.pdf）
・なので３５万×１３人＝455万ということになりますね。

さらに、455万円に、普通あるだろうという一般管理費（固定費の一部）をあげると、家賃（地方だとして超安く見積もって13人なら）10万、会議費（工事中などの飲食代とか？）、消耗品費（工事に使う作業服とか手袋とかペンとか消しゴムとか）、車両費、接待交際費、通信費、（ネット代電話代とか）等でどう安く見積もっても20万、とありえないですけど一般管理費を総額で30万とすると…
455万＋30万で485万。 人件費と一般管理費を合わせた固定費が485万になります。
そして売上600万に対し、粗利を40％とします。（これもおそらく甘い見積もりです。工事となると材料費もかかると思うので実際は30％いくかいかないかぐらいじゃないでしょうか？ネットで「建築業 粗利」でみると30％以下ですね…。でもまあ40％とすると…）
600×0.4＝240万。これが粗利。粗利から固定費をねん出し、固定費が粗利を上回る状態が赤字です。で、
この粗利から485万円を引くと240-485、ということで毎月245万円の赤字です。社長以下3名が給与をもらっていなかったとしても（会社が赤字になると経営者側が給与を抑え始める例が多くあります）
240ー（485－35×3人）なので赤字は抑えられません。

質問者さんの数字が正しければですが、赤字が垂れ流されている状態にも関わらず、30万ほどの給与を維持し、厚生年金などにフル加入（中小では厚生年金や社会保険未加入は多いです）、さらに賞与までつけている、という状態です。
まとめますと、上記600という数字を13人×100万円で1300（もしくは経営者一族を抜いて1000）としても計算すれば…
100万×13人で1300万円の売上×利益率0.4で520万円の粗利で固定費が485万としてまあ、トントンぐらい。
と、成立が難しいのですから月１人100万円は妥当、というかむしろ少ないぐらいかと思います。

Answer 2

会社の帳簿が 見れませんので なんとも 言えませんが 中小企業なら
どこも似たり寄ったりです

Answer 3

私が建築設計時事務所に勤めていた頃、年配の所長（社長で、後に会長となり、息子が社長になりました）がたまに言っていたのは、人を雇うのにその給与の倍の売り上げが無いといけない、という事です。社会保険の会社負担分や事務所の維持費等、人を雇うにはその給与以外にかなり経費がかかります。設計事務所と情報設備工事会社では売り上げに対する人件費の比率は違うと思いますが、情報設備の資材の購入費用を考えると、社長の「１人の１日の稼動に３万５千円かかる、月に１人１００万円は売上げてもらわないと ・ ・云々」は、あながち誇張した数字では無いと思います。因みに当時の私の月給は40万円で、所長の言う二倍は80万円になります。