私は購買関係の仕事をしていますが、なかなかうまく部品メーカーも弊社の納期を守ってもらえません。

Question

私は購買関係の仕事をしていますが、なかなかうまく部品メーカーも弊社の納期を守ってもらえません。
納期交渉しますが、いつも暗礁に乗り上げて終わるというパターンです。
どうすれば、下請けの部品メーカーに納期を守らせることができそうですか？
詳しい方、教えて下さい。

Answer 1

部品の特性から歩留まりが低いものであるとかは別にすると、
あなたの会社と部品メーカーとの力関係次第です。多くの部品
メーカーが設備投資を抑制している現状から、供給力に限度が
あるのが現実です。

部品メーカーの売上に占めるあなたの会社の割合が高ければ
当然、優先順位は高くなります。部品構成の中で長納期の部材が
あれば、この優先順位の位置付けはシビアになってきます。

あなたの会社の割合が高ければ、或いは将来的に取引が広がる
可能性があれば、購買と業者の関係は下請法があっても現実は
江戸時代の農民と同じで生かさず、殺さずです。しかし、割合が低ければ
それも現実です。あとは社内で生産管理や営業と生産計画や製品の
割り振りの社内営業を行うしかありません。

或いは営業と話して今後の受注見通しを聞き、予め先々の生産分も
含め発注するのも一策です。そのかわり、在庫になりますから金利の
かぶり（今は低金利であまり注意されませんが）や仕様変更により不要に
なったり、決算面で在庫が目立つなどのリスクもありますが、安定供給は
実現できると思います。

Answer 2

無理に納期を早めたり、支払いを遅延したりすると、下請法に抵触する可能性があるので注意してください。

基本的に、あなたの会社の納期設定に無理があるのではないでしょうか。

発注ごとに、これはいつまで入れてね程度のはなしだと、当然、できるときはできるでしょうが、
できないときはできません。

下請けメーカーと、きちんと部品ごとに納期を話し合い、おたがい納得できるところで契約を交わしましょう。

Answer 3

力関係によって、強気にでて発注を止める、減額要求する。なだめすかすなど色々と手法がありますが、あまり良い方法ではないと思います。下手すると下請け法に抵触しますからね。

それよりも、納期遅延の原因を把握できていますか？もしかしたら、無理な納期要求をしているのかも知れませんし、貴方の仕事を後回ししているのかも知れません。

納期遅延の原因を把握して、それを排除するのが、手間がかかりますが、一番確実な方法です。それでも、遅延するなら、はやいとこ、別の会社に切り替えるべきだと思います。

Answer 4

仕入単価を上げて別の優良メーカーを開拓する一方、納期に合わせて支払いを遅らせる。