会社で雇用保険に加入していて､自己都合で辞めたとします。次の会社に雇用保険加入するのに被雇用保険受給者証を渡すと､前の会…

Question

会社で雇用保険に加入していて､自己都合で辞めたとします。次の会社に雇用保険加入するのに被雇用保険受給者証を渡すと､前の会社の雇用期間は知られるのでしょうか?例えば面接で雇用保険に入っていた､前の会社のことを履歴書に書いていなくてもいずれはバレてしまうのでしょうか。

Answer 1

雇用保険被保険者証には、加入日と脱退日が記入されていますから、前職の勤務年数などは直ぐに判ります。

ただし、雇用保険被保険者証は、就職企業が貴方の雇用保険加入手続を行うために、貴方の雇用保険被保険者の個人番号と脱退の確認をするための物なので、前職企業発行の物だけでよいわけですから「前々職」以前の会社であれば提出必要がありませんからバレないかも判りません。

どうしても前職企業の雇用期間を知られたくないのであれば、前職はアルバイトで雇用保険に加入していなかったことにして被保険者証を提出しない方法もあります（この場合は就職企業が貴方の雇用保険の個人番号を新規で取得することになります）が、前職が正社員かアルバイトかを就職企業にどのように話しているのかが問題になりますし、もしも前職企業の雇用保険により失業手当を貰わずに１年以内に就職企業に勤務したのであれば、次回の失業手当申請時に雇用保険の加入期間を通算することが出来ますので、雇用保険の個人番号は継続することが望ましいです。

もしくは、就職企業に対し、前職企業が正社員雇用であったにも関わらず、雇用保険に加入してもらえなかった、なんて嘘の言い訳が通るかどうかぐらいでしょう。ただし、年末調整のために源泉徴収票を提出しているのであれば、その明細から雇用保険料の個人負担分が給与天引されていたので直ぐバレる話です。

因みに最近では、採用に厳しい企業は就職履歴確認のため、年金定期便のコピー提出などを求める会社もありますし、何れにせよ上記の行為は就職企業に対して虚偽申告や履歴詐称になるだけでなく、官公庁の職安（労基署）に対しても同様の行為を行うことになるのでお薦めしません。