向いていない仕事にどこまで耐えるか

Question

向いていない仕事にどこまで耐えるか主人の仕事のことで質問させてください。
30代後半でwebデザイナー＆DTPオペレータをやっています。
本来はデザイナー＆オペレーターとして採用されたのに、
企画営業や編集作業もやらされているようです。
上司とも馬が合わないようで、暗い顔で帰って来ます。

もともとコミュニケーション能力が高い方ではないので、
営業や編集が出来るとは思えません。
上司からは「自分を成長させるためにその仕事を与えている」
と言われたそうですが、そんな必要があるのか疑問です。

このままでは鬱病になってしまうのではないかと、心配です。
もちろん、苦手なことをやるのも仕事のうちだし、
自分の好きな仕事だけやっていたら会社が回らないのも理解しています。
ただ、採用条件と異なる明らかに不向きな仕事を任された場合、
どこまで耐えるべきなのでしょうか。
頑張れと励ますべきか、退職しろと背中を押すべきか、悩んでいます。

※正社員ではなくパート。私が働いているので、主人は専業主夫でもOKです。

Answer 1

企業がデザイナーやクリエイターにいちばん求めるものって、なんだと思います？

独創的なデザイン？作業のスピード？専門知識？ミスの少なさ？

違います。

ご主人の苦手な
「コミュニケーション力」です。

これは、どこかのアンケートでもダントツでした。

私もいちおうIT系の経営者として、デザイナーやオペレーターを雇っていますので、非常にうなづけます。

単に言われたとおりのものを言われたとおりのデザインでやるならば、単純作業員であり、かわりはいくらでもいます。

スキルアップするためには、「コミュニケーション力」の向上が必須なのです。

具体的に必要なのは、

・発注者の意図を的確に汲み、合理的に仕上げる。
まずこれができなくてはいけません。
時には発注者が言っていないことであっても、汲み取る能力が必要です。
その上で、飛びぬけたセンスやスキルがあれば理想的ですが、逆の順序はまずありません。

・自分ひとりでできるくらいの企画力を持つ
これは、ビジネスの全体像を理解していないとできないことです。

ちなみに、ベテランデザイナーに求められるのは、「コミュニケーション力」＋「管理者能力」です。
はっきり言って、デザインだけなら若手のほうが優秀なケースは大いにあります。
ベテランの存在意義は、彼らをまとめる能力です。

また、独立したデザイナーにいちばん求められるものは「営業力」だったりします。

ともあれ、上司が30代後半のご主人に出された指示は、極めて的確だと思います。

これができるようになれば、今後のご主人も職業としても安定するでしょうし、もちろん会社としてもありがたいです。

ご主人に期待して、コミュニケーション力や企画力を求めているのに、苦手だの採用条件と違うなどと後ろ向きになるのは、いささか問題のある姿勢かと思われます。

上司とウマが合わないのも、もっともです。

ちょっと厳しい言い方になっていまい、恐縮です。

ただ、私も職業柄、哀れな流浪デザイナーを何人も知ってますので、つい…。

失礼しました。

Answer 2

その年齢なら、残念ながら現場だけというわけにいかないと思います。
上司の、「自分を成長させるためにその仕事を与えている」という言葉はうそではないと思います。

ただ、あなたが働いていて、専業主夫でも家庭がまわるならば、ご主人には「無理しないで、やめたかったらやめてもいいし、転職だって考えてみていいと思うよ」と言っておいたらいいと思います。

本格的にご主人の体調がすぐれず、食欲不振、睡眠障害などが出ていたら、本当にうつ病になる可能性があるので、ちょっと強く「今の仕事じゃなくてもいいんじゃない？」と言ってみてはいかがでしょうか。

ただ、その年齢でそういったご職業をされる場合、会社に入ると現場よりはマネージメント能力を求められます。
マネージメント能力にコミュニケーション能力は必須です。
また、たとえ会社に入らずフリーランスでやるとしても、自分で営業をすることになるので、コミュニケーション能力は必要です。
つまり、ご主人がこの先ご自分でも働いて生きていきたいとお考えなら、どういう働き方をするにしても、苦手なコミュニケーションは避けては通れませんし、避けていたらステップアップはできません。
ご主人がずっと専業主夫でよいなら、別にかまわないと思うのですが、働いてゆきたいとお考えなら、今の会社でがんばってみるのもよいと思います。
上司とあわないとか、職場の環境が悪いとか、そういう状況もあれば転職もいいと思いますが。

Answer 3

御主人は頑張っています。
だから貴方は、御主人の味方になってあげてください。

＞頑張れと励ますべきか、退職しろと背中を押すべきか、悩んでいます。

励ましてはいけません。
御主人にはプライドがありますし、頑張ってるのに余計なプレッシャーとなってしまいます。

貴方は、御主人に専業主婦という逃げ道を作ってあげています。
これだけでも、御主人の心の負担はだいぶ軽いと思います。

Answer 4

どこまで耐えるのかは本人次第だと思います。
苦手な仕事をして病気になったら元も子もないし。

生活がかかっているなら我慢してもらう事もあるかもしれませんが、別に専業主夫でもＯＫなら無理する必要はないんじゃないでしょうか？

ただ、あなたが退職しろと薦めるのは良くないと思います。それはご主人が決める事。

あなたは、ご主人の仕事の悩みを聞いてあげて、「辛かったら辞めてもいいよ。」位にとどめておく事。
人間、いつでも辞められると思うと、案外頑張れちゃうんです。
もしご主人が、「今は嫌な仕事だけど、いつかデザイナー＆オペレーターの仕事が出来るようになるまで頑張る」っていうなら、「頑張れ」って言ってあげればいいし、もし「もう今の会社には希望が持てない」っていうなら、退職・転職を勧めるも良し。

まずはご主人の悩みを聞いてあげましょう。