はじめまして。 ただいま大学3年生で理学療法学科に通っています。 自分の大学は、理学療法の分野では日本トップレベルの…

Question

はじめまして。
ただいま大学3年生で理学療法学科に通っています。
自分の大学は、理学療法の分野では日本トップレベルの大学なんですが、正直今は広い意味で言われる理学療法には興味があまりありません。もともとこの大学に入学したのも、スポーツ系の仕事に裏方、表方問わず携わりたかったからです。
今の大学には、スポーツのリハビリテーションや徒手技術も学ぶことができており、満足しています。
しかし、日本ではまだまだ理学療法士の地位は低いままです。身体の機能を生理学、解剖学、運動学などを駆使して解明していく理学療法士という資格はもっと評価されるべきであると感じる今日この頃です。
実際にアメリカでは、理学療法士が病院を建てることさえできます。そのくらいの地位があるのです。

そこで、今考えているのは、大学を出てすぐアメリカへ留学しようと考えています。それはアメリカのPTの資格を取るためではなく、よりスポーツ分野に近いAT（アスレチックトレーナー）の資格を取るためです。日本でATの資格を取ろうとするとある程度の伝手が必要になってきます。そんな伝手大学生の自分にはありません。

そのことに関して質問というか相談なんですが、実際にAT科のあるアメリカの大学院へ留学した方がいらっしゃいましたら、必要な英語力や留学の手段、留学にかかる費用、実際ATになってみてどうだったか等をお聞きしたいと思います。ちなみに、英語力は人並みかそれより少し上くらいです。ネイティブの方と自然に話せるようなlistening、speaking能力はありません。

長々とした長文で失礼しました。 どうぞよろしくお願いします。

Answer 1

アメリカの大学生の年間必要経費は６万４千ドルです。Newsweek誌にも、US News誌にも、同額の金額が公表されていました。で、４年間で２５万６千㌦くらい。これには、夏休みの生活費も、日米間の飛行機代金も含まれていません。含めれば、ざっと３千万円が、アメリカの学士号取得の必要妥当額です。

奨学金は、日本もアメリカも外国人には出しません。
外国人留学生は外貨を落としていってくれる有難いお客様。金を払ってもらうのが、当たり前。それを、反対にしたら本末転倒も甚だしすぎます。そんな損なことはしません。奨学金・ファイナンシャルエード、アメリカも外国人にはビタ一文出しません。

その上、大学なり大学院なりを卒業すれば I20 もヴィザも期限切れです。速やかに帰国しなければなりません。留学生として大金を払ってあげるのに、学生ヴィザと I２０フォームがないと入国さえさせてもらえません。働くには就労ヴィザが要ります。ところが就労ヴィザは取れない。

だから、アメリカの大学や大学院を卒業できても、働くのは自国・祖国になります。ここ数年、アメリカで就労ヴィザを得るのは至難の業です。ほぼ不可能です。だからアメリカでは働けません。就労可能なヴィザか永住権が無いかぎり、絶対に外国人は働けません。

就労１日以上前に、
１．米国籍か
２．米国永住権か
３、就労ヴィザのうちのどれかと
４．米国納税・年金番号
のうち、二つを提示して記録を取られます。
さもないと、働けません。
違法ですから。

労働問題は法律問題です。
個人の事情や気持ちや脳力・能力は関係ありません。『外国人は働けない』そう法律で決まっているから、働くのは駄目なのです。駄目なものは駄目です。

だから、アメリカで働ける可能性は０です。

アメリカ人とよく結婚している日本人・女性でもない限り、各々、自国で教育を済ます方が無難です。多大な金と努力を費やした揚句、帰国、さらなる就職難に遭遇なんて、損ばかりです。