解決済み
税理士試験制度について!現在大学2年生で税理士の勉強を始めようとしています。しかし、将来税理士試験制度が変更され科目合格から難易度を下げ一括合格になるようなことを聞いたのですが、変わるとしたらいつでしょうか。変わったら僕らは難しい試験に臨み、制度改正後簡単になった試験で税理士となった者が同じ扱いになってしまうのでしょうか。詳しい方教えてください。お願いします。
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税理士試験科目合格(簿・財)者です。 税理士試験の試験制度に関しましては平成23年(来年)に改正される予定になっております。主たる目的は科目合格制による弊害である所の受験年数の長期化の改善及び若年層の税理士を増やす事並びに以前よりは軟化した公認会計士試験に受験者が流れている状況を食い止める事の様です。しかしながら今日現在におきましてもまだ討議中かつたたき台を作成している様な段階ですので具体的な確定事項は何もございません。ですので結果的に小幅な改正に留まる可能性も十二分にございますので今後の動向に要注目かと存じます。 ①受験資格の撤廃⇒新公認会計士試験に流れた受験者を呼び戻す目的かと思われます。 ②受験科目の整理(現在→簿・財・法・所・相・消・酒・固・住・事・国徴/将来→前述の酒・固・住・事・国徴あたりを廃止して代わりに民法・会社法等を加える)⇒実務上での重要性の低い科目を排除して新たに実務的に必要な知識を試験で問う目的かと思われます。 ③受験システムの変更{現在の公認会計士試験の様に科目合格制から一括合格制にする代わりに各科目の難易度を下げる。また、一次試験(マークシート方式)と二次試験(論文試験で法規集持込可)に分ける等。}etc.⇒受験年数の長期化を避けて若年層の合格者を増やす目的かと思われます。 まず、「変わるとしたらいつでしょうか。」との事ですが、何分にもこればかりは決定する側にしか分からない事ですが、税理士法自体は来年に改正される事がほぼ決定している様ですので、一番早くても平成24年の試験からという事になるのではと存じます。 そして若干誤解されている様でございますが、あくまで各科目の難易度を下げるのではないかという事であって、試験全体そのものの難易度が下がる訳ではないかと存じます。なぜなら、仮に一括合格の科目数を現在の必要合格科目数と同じ5科目とした場合、現行の試験において5科目同時に合格する方は十数年に1人いるかいないかというのが現状ですので、現行の試験の難易度のまま一括合格制にしてしまえば通常の試験で合格する人間がいなくなってしまいます。 ですのでこの「難易度を下げる」という意味合いには上記③の「二次試験(論文試験で法規集持込可)」という様に税理士試験を従来の「暗記型」の試験から「理解型」の試験に移行させるという事も含まれているかと存じますので、試験の内容が簡単になるという事では決してないかと存じます。しかも現行試験での合格科目の留保という制度がなくなる可能性がございます(とは申しましても旧試験での合格科目に関しては何らかの留保措置が取られるかとは存じますが)ので、要は特に①及び③が実現されたとするならば、現行の公認会計士試験に近い制度且つレベルになるかと存じます(あくまで現在の所は可能性の段階に過ぎませんが。)。 ご参考になりましたら幸いに存じます。
仮に一括合格制に変更されたとしても難易度が下がるということではないとおもいます。 確かに今の重箱の角をつつくような難しい問題はでなくなるとは思いますが、逆にすべての科目を同時に勉強しなければならなくなる点では、逆に難易度が高くなるような気がします。 それに、相対試験である以上合格者も制限されるでしょうし、実務に携わっている方に話を聞くと実務と試験は全く違うと聞きます。 なので、新試験合格者<旧試験合格者と言うことにはならないと思います。
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