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「税理士法人内の記帳代行・給与計算業務」=「機械になる事」じゃないですか?

「税理士法人内の記帳代行・給与計算業務」=「機械になる事」じゃないですか?長文で申し訳ありませんが、みなさんのご意見を教えて下さい。 税理士法人内で上記業務に携わっている者です。 最近、自分の仕事や職業会計人そのものに対して、疑問に思う事が多く、悩んでいます。 私は、もともと企業内経理を志向し、事業部や営業の方々と一緒になって経営を進めていく「管理会計」に興味を持っているのですが、昨今の大不況と実力不足から、ある程度の一般企業には就職する事ができず、現在の法人に拾って頂きました。 当初は、年次決算や税務申告にも携われて、実力を磨くにはBestの環境だと感じていたのですが、最近、外部からの経理業務に限界を感じつつあります。 というのも、仕訳の元となる資料やデータ、決算後の報告フォーマットなどに改善点を見出しても、クライアントによって指定されているものが多く、自分の裁量を発揮できないもどかしさを痛感しているからです。 また、会計事務所等では普通の事のようですが、経理業務の効率性ばかりが重視され、その中の数字をどうやって日常の経営に結びつけるか、問題点を導き出して改善するか、といった部分までは評価の対象になり得ず、またそれが出来ないほど仕事を担当させられるので、まさに事務代行に徹しているような日々に陥ってしまっているからです。 これは、あえて誤解を恐れずに言えば、税理士法人に勤務している方々は、税法に特化したサービスは提供しているけれども、企業人としての経営感覚や原価利益意識が欠落している傾向があるから、疑問を感じずに仕事ができるのではないか、と思ってしまいます。 私は、「事業あってこその経理」だと思いますし、経理の本当の意義は、財務会計や税務会計などの「過去の集約」にあるのではなく、PDCAに基づいた「未来意思決定」と現状の改善にこそあるのではないかと感じているので、やれ税理士試験の科目がどうしたとか、税務面でしか事業領域に入り込めないにもかかわらず、嬉々としていらっしゃる周囲の方々に違和感を感じてしまって、職業会計人の方達の価値観が特殊なのではないか、とまで感じるようになってしまいました。 私の考え方はおかしいでしょうか? 実際に「税理士法人等→一般企業」「一般企業→税理士法人等」へ移った経験ある方や、現役の士業の方、経理の方のご意見を伺えますと幸いです。 よろしくお願い致します。

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    私は、税理士事務所でパートをしていたことがあります。 (8ヶ月ぐらい) そこでは、「お金にならない仕事はするな」と上からお達しがありま した。 私がいた事務所は税理士法人ではなかったのですが、税理士5 人・所員25人・パート5人の大所帯で、クライアントを持ってない 幹部のお給料を捻出するのが大変だったらしく、コスト削減の為か 私のようなパートは指導も何もなく「前の月のを見ながらやって」と か「どうせ試算表を持って行ってもろくに見てないんだから適当でい いから早くして」と言われていました。 あるクライアントの数字が悪かった時、そのクライアントの担当者 (私の上司)に「この会社、このままいくと倒産しそうですね」と 言ったのですが、興味のない様子で上司は「大丈夫大丈夫」と 言ってました。 案の定その二ヵ月後にそのクライアントは倒産したのですが、 上司は他人事でした。 そして、責任を感じることもなく、「今までのお金を回収できるか どうか」を心配したり、「後処理を手伝ってもお金にならないから 電話があっても繋がないで」と言われていました。 かと思ったら、他のクライアントには「この部門は利益があまり上 がってないから廃止した方がいい」とアドバイスしたり。。。 そのクライアントからは特別にお金をもらって経営のアドバイスを しているとのことでした。 (ちゃんと管理会計について勉強している人がアドバイスしてい るわけではないので、「なんちゃって」な感じでしたが・・・) 私は日商簿記1級を取得していて原価計算で色々学んで、 倒産前に見直すべき点があったはずだと思いましたし、他のクラ イアントでも「ここをもっとこうすればいいのに」ともどかしく思うこと もありました。 一方、私の友達が旅行会社を経営しているのですが、「税 金のことをお願いしている税理士事務所が、『料金を多く 払ってくれたら経営のアドバイスをする』としつこく言って来てい て大変困っている」と言っていました。 税理士法人は「納税者利便の向上に資する等の観点から 設けられた制度」とのことですので、納税者が望まないサービ スまで提供する義務はなさそうな気はします。 これが、「経営コンサルタント」の看板を掲げている会社なら、 単なる事務代行に徹するだけなのはいかがなものかとは思い ますが・・・。 税理士事務所や税理士法人にとって、クライアントが倒産して しまっては元も子もないわけですが、経営のことに口を出された くないクライアントはいますし、事務所側も特別な依頼を受けて ないのにお金にならない仕事をしたり、意思決定をするのはその 企業のトップなので勝手な口出しをしてクライアントから変なク レームを付けられるかもしれないリスクを負うよりは、無難に税務 をこなしていた方がいい、ということなのかもしれません。 税理士事務所や税理士法人は公共サービスではないので、 利益を追求せざるを得ないというのもわからなくもないんですけど ね。 質問者さんが思い悩まれる気持ちもよくわかるのですが、これか らどういう仕事をしていきたくて、その為にはどこでどう働くのが良い のか、ということを前向きに考えるしかないと思います。 転職をお考えなら、その前に今の税理士法人で職歴を作ってその 間に税務について吸収しておけば、その後の人生で役立つはずだ と思います。

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