今年で24歳になるフリーターです。これから就職したいと思い、中小企業診断士の資格を取得しようと思っているのですが、この資…

Question

今年で24歳になるフリーターです。これから就職したいと思い、中小企業診断士の資格を取得しようと思っているのですが、この資格を所有していることにより就職活動において有利になりますか？自分は地元の普通高校を卒業して、そのまま音楽の専門学校に入り音楽活動を続けてきました。
ですがやはり音楽の夢というものは厳しく挫折し、特にしたいこと、やりたいこともなくフリーターとしてプラプラと堕落した生活を続けてきました。

しかし、このままフリーター生活を続けていくわけにもいきませんし、いずれは就職しなくてはいけません。
大学も出ていないですし、持っている資格と言えば自動車免許と珠算1級ぐらい…。
「やりたいことがないから」と今まで就職することから逃げてきましたが、最近になって今まで何個かのアルバイトをしてきた経験から自分はコンサルタント業に興味があるんだと気付きました。

そこで色々と調べてみたら、中小企業診断士という資格があるということを知り、受験してみようかと思いました。
ですが、それなりの難易度もあるようですし頑張って勉強して合格しても就職に有利にならなかったら残念だと思い、先に資格取得者の方や社会人経験のある方のご意見をお聞かせ願えたらと思っています。

今まで自分が好きなことだけをやってきたツケが回ってきたんだと言われればその通りですし、厳しい意見もあるとは思いますがそれも真摯に受け止め今後に繋げていけたらと思っておりますので、是非ともご意見をお聞かせ下さい。

よろしくお願いします。

Answer 1

コンサルタントといっても、あらゆる分野を理解できる人はいません。人それぞれ、得意分野を持っています。ですから、「○○のことなら、誰よりも知っているから、オレに任せろ」と堂々と言えるようになるまで、働いて仕事の経験を積んでください。

コンサルタントは会社の社長や幹部に物事を教える仕事なのですから、会社社長から「この人に教えてもらいたい」と思ってもらえるような、知識、経験、人間性を持ち合わせていることが必要です。資格があれば、それに越したことはないですが、資格があっても経験がなければだめです。期待を裏切るようで悪いのですが、アルバイト経験だけの20代の若造に、仕事を教えてほしいと考える会社社長は、たぶんいません。

何の仕事でコンサルタントを目指すかは、自身の経験や得意分野で考えてください。アルバイト経験を活かすこともできます。たとえば、居酒屋のバイト経験があるなら、居酒屋チェーンの正社員になり、20代のうちは下働きをして、いろいろな経験を積んでください。30代になれば責任ある仕事を任されるようになり、視野も広がるでしょう。そして、居酒屋チェーンで学ぶことは、もうなくなった、と思えば退職して、「居酒屋経営コンサルタント」を名乗って独立することが考えられます。「私は居酒屋でアルバイトを含めて15年働き、居酒屋業界の裏も表も知り尽くしています。」と言えば、「この人に居酒屋経営を教えてもらいたい」と考える居酒屋オーナーはいるかもしれません。

ふつうの仕事は若い人が優遇されやすいですが、コンサルタントは逆で、年を重ねるほど信用が上がるのがいいところです。若いうちに、いろんな経験を積んでください。年を取ると、下働きみたいな経験はできなくなりますから。上司に怒られるのも、仕事で失敗するのも、修羅場をくぐり抜けるのも、すべていい経験になります。苦労した経験が多いほど、いいコンサルタントになれます。がんばってください。

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それとは違う方法で、コンサルティングを行うことを仕事とする会社もありますが、基本的に大卒以上しか採用しません。コンサル会社に入社すると、20代のうちから名刺には「コンサルタント」と入れてもらえるでしょう。ただ、最初から一人では仕事できないので、先輩社員に付いて仕事を教えてもらう形であり、まだ本当のコンサルタントではありません。

どちらの場合でも、診断士は働きながら勉強して取得する人が多いです。仕事していれば、経験的に解ける問題も多いからです。むしろ仕事の経験がないと、すべて参考書で勉強しなければならないので、大変です。

Answer 2

素晴らしいですね。
ご自分の現状に気づいて、
将来に向けて改めて出発ですね。

まず、診断士の難易度ですが年々上昇しておりますし、
受験者数も増加しております。
しかも非常に質の良い受験者です。
ですので非常に厳しい受験環境です。

私も診断士取得、コンサル会社に勤務しております。
まず是が非でも1次試験を突破してください。
そうすればまずビジネスマン、コンサルとしての知識的なベース（あくまで最低限の）はあると判断してくれます。
その辺のフラフラしている同年代の社会人よりは評価してますね。

コンサル業界は憧れだけでは目指してはいけません。
非常に泥臭い仕事ばかりです。
私は顧問先の飲食店の新規出店の際、
駅前でビラ配りや夜遅くまで皿洗いもしておりました。
かといえば、会社全体の方向性を決める戦略策定の手伝いまでしますので、
非常にタフな毎日になりますよ。

若いとか経験があるとかあまり気にしなくての大丈夫です。
総じて若くても会社の社長さんは話を聞いてくれます。
そこの社長さんが真剣ではあればあるほど聞いてくれます。
ただし、そこまでリレーションシップを築くまでが非常に大変です。

毎日が勉強の日々です。
それと年収はがんばり次第で良くなります。
やりがいも非常にあります。

がんばってくださいね。