解決済み
経営者は不安定、正社員は安定みたいのを聞いたことがあるのですが、不安定な経営者が崩れたら社員も給料貰えなくなって終わると思うのですが、何故このようなことが言われているのでしょうか。
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企業の人事担当者です。 会社法上、上場企業の取締役(経営者)の任期は2年です。任期は、会社の基本的なルールを示した定款で定めれば2年以内に短縮が可能ですので、1年にすることも可能です。 上場会社は、取締役が株主から毎年の信任を受けることが望ましいとの考えから、定款において、任期を1年に短縮していることが一般的です。 一方、非公開の株式会社の取締役の任期は最長10年まで伸長できます。 ですので、正社員は『会社のお金を横領した。』『ニュースで報道されるような罪を犯した。』など、よほど悪いことをしない限り、労働基準法で守られ、会社を首にされることはありませんが(解雇されることがありませんが)、 取締役(経営者)の場合、創業以来の蓄えたお金が1000億円ある安泰な会社であっても、今年2年間の経営成績が毎年5億円の赤字だった場合、会社の業績が落ちたとの理由で1年もしくは2年の任期満了で契約終了(再任されない)ということが発生します。 正社員なら上記状況で会社を首になることはありませんよね。会社の資金状況は安泰なのですから。 例えば、年収500万円の50歳の正社員は、会社が倒産したり、解雇されるようなことをしない限り、60歳定年まで500万円×10年=5000万円の収入がほぼ保証されていますが、 その50歳の正社員が50歳の時に『年収1000万円で取締役をやってくれないか?』と会社から打診を受け、引き受けた場合、定年までの年収が倍になる可能性もありますが、1000万円×1年=1000万円をもらった時点で任期満了や解任などにより職を失う可能性があります。 ですので、経営者は不安定と言われます。 ご参考に。
サラリーマン経営者の場合は、任期が2年でしかない。株主総会で否決や、取締役の多数が賛成すれば、その場で失職します。 管理職未満の従業員は法や労働組合に守られており、よほどの正当な理由がなければ、解雇される事はまずないです。 また、オーナー経営者の場合は、資本家であり、会社が潰れれれば、財産まで失う場合も多々あります。
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