解決済み
建設業経理士2級の問題について完成工事原価報告書の問題で、期首の工事原価に関する資料の中に、【期首未成工事支出金】の内訳としての労務費と、【未払労務費】の2つがあり、それぞれの違いがわかりづらいです。 ①期首の未成工事支出金の内訳としての労務費 ②期首の未払労務費 ①は前期に着工してるけど、まだ完成していない工事にかかってる労務費 ②も期首時点の未払だから、前期の未完の工事(①の一部)と前期に完成した工事にかかった労務費、両方の未払が含まれているのでは?と思ってしまうのですが、違いますでしょうか…? 勘定連絡図を書くと、正解には辿り着くのですが、イメージができずにしっくりきません… 考え方について教えていただけると助かります。
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支払高と発生高とがごちゃごちゃになっているので正しく区別できるようになろうねという話のように見受けられます。少し具体性のある例で、仕組みやプロセスについて説明してみます。 労務費(給料や賃金)は「前月21日から当月20日までの期間に発生した賃金を当月25日に支給する」みたいな形で計算・支給がなされます。計算・支給の手続きに若干の日数がかかるため賃金計算の締め日に即日で賃金を支払うことは行われないものとご理解ください。 一方、工事原価を管理する際の労務費は、当月1日から当月末日までの期間で集計するのが、少なくとも建設業経理検定の設問においての前提になっています。 給与計算と工事原価管理で締め日がずれているため、前月21日から前月末日までの期間に発生した労務費は「②期首の未払労務費」にあたり、ここでの例だと当月25日に労務者本人へ支給されます。 上記については確かに前期の未成工事に対する労務費と前期の完成工事に対する労務費、両方の未払が混じっていますが、まだ未成工事に対するものと完成工事に対するものを分別する段階ではありません。 さて、完成工事原価報告書や工事原価明細表を完成させる設問で、期首および期末の未払労務費が与えられている場合、当期の労務費発生額は伏せられていて、期首および期末の未払労務費と当期の賃金支払高から当期の労務費発生額を算出する必要があります。 当期中に完成した工事と当期末においても未成の工事が混じっている場合、当期の労務費発生額には当期の未成工事に対する労務費と当期の完成工事に対する労務費が混じっています。 また「当期の労務費発生額」に「①期首の未成工事支出金の内訳としての労務費」が含まれていないことも確認しておきましょう。①は前月以前に発生した分なのですから。 当期の労務費発生額が分かったら、未成工事支出金の内訳としての労務費に係る期首残高および期末残高を当期の労務費発生額に足し引きすることで、完成工事原価の労務費を算出できます。
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①の「期首未成工事支出金の内訳としての労務費」は、前期に着工したがまだ完成していない工事にかかった労務費を指します。これは、工事が完了するまでの間に発生した労務費で、まだ工事が完了していないために原価として計上されていません。 一方、②の「期首未払労務費」は、前期に発生した労務費のうち、まだ支払いが行われていない金額を指します。これは、前期に完成した工事にかかった労務費も含まれますが、未払いの状態であるために負債として計上されています。 つまり、①は「未完成の工事にかかった労務費」、②は「まだ支払われていない労務費」を指すという違いがあります。これらは、それぞれ工事の進行状況や支払いの有無によって区分されています。 ※この回答は生成AIで作成したものであり、最新の情報や完全な正確性等を保証するものではありません。
・①の「期首未成工事支出金の内訳としての労務費」は、前期に着工した未完工事に係る労務費のことです。 ・②の「期首未払労務費」は、前期に完成した工事と前期に着工した未完工事の両方に係る未払の労務費を含んでいます。 つまり、①は未完工事に関する労務費のみですが、②は完成工事と未完工事の両方に関する未払労務費を含んでいる点が異なります。 勘定連絡図を書くと、①の労務費は「未成工事支出金」勘定に計上され、②の未払労務費は「未払費用」勘定に計上されることがわかります。このように勘定科目が異なるため、それぞれの意味するところが異なります。 建設業の工事原価計算では、このように未完工事と完成工事を区別して処理する必要があり、その違いをしっかり理解することが重要です。 ※この回答は生成AIで作成したものであり、最新の情報や完全な正確性等を保証するものではありません。
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