至急 固定残業代だけで20時間で7万ほど給与に含まれてます。 20時間越えなくても支給し、もし越したら別途支給とされてま…

Question

至急
固定残業代だけで20時間で7万ほど給与に含まれてます。
20時間越えなくても支給し、もし越したら別途支給とされてます。

20時間の固定にしては高くないですか？なんででしょうか。基本給はそんな高くありません普通です。

Answer 1

固定残業代について詳しく解説し、なぜ20時間で7万円という固定残業代が設定されているのか、その理由についても考察します。

### 固定残業代の基本
固定残業代（またはみなし残業代）は、労働契約においてあらかじめ定められた時間分の残業手当を、実際の残業時間にかかわらず毎月固定で支払う方式です。以下のような特徴があります。

1. **固定残業時間の設定**：
- 例えば、20時間分の残業代を固定で支給する場合、毎月20時間の残業代が給与に含まれます。実際の残業時間が20時間を超えた場合には、その超過分を別途支給します。

2. **給与の透明性**：
- 固定残業代を設定することで、給与の予測がしやすくなり、労働者と雇用主双方にとって給与の透明性が向上します。

### 固定残業代の計算方法
固定残業代は、通常の残業代の計算方法と同様に、基本給を基に計算されます。以下の手順で計算します。

1. **基本給の算出**：
- まず、月の基本給を確認します。ここでは仮に基本給を30万円とします。

2. **1時間当たりの賃金の算出**：
- 1ヶ月の所定労働時間（通常は160時間程度）で基本給を割ります。
- 例：30万円 ÷ 160時間 = 1,875円/時間

3. **残業代の計算**：
- 残業代は、法定労働時間（8時間/日）を超えた労働時間に対して25%以上の割増賃金を支払う必要があります。
- 例：1,875円 × 1.25 = 2,343.75円/時間

4. **固定残業代の計算**：
- 固定残業時間（ここでは20時間）を掛けます。
- 例：2,343.75円 × 20時間 = 46,875円

上記の計算から、基本給が30万円の場合、20時間の固定残業代は約46,875円になります。

### あなたのケースについて
20時間で7万円の固定残業代は、一般的な計算方法に比べて高く感じられます。その理由として以下の点が考えられます。

1. **基本給の割増**：
- あなたの基本給が一般的な金額よりも低く、その分を固定残業代で補っている可能性があります。

2. **業界や職種の特性**：
- 特定の業界や職種において、残業代が高く設定されていることがあります。例えば、IT業界や特殊な技術を要する職種では、残業代が高く設定されることがあります。

3. **企業の給与構造**：
- 企業が基本給を抑え、残業代やその他の手当で給与を補う構造にしている場合があります。このような構造は、業績に応じた変動部分を大きくすることで、企業の支出を調整しやすくするために行われることがあります。

4. **労働条件の補完**：
- 固定残業代が高く設定されている場合、他の労働条件（例えば、労働時間が長い、休日出勤が多いなど）を補完するためであることも考えられます。

### まとめ
20時間の固定残業代が7万円という設定は、一般的な計算方法に比べて高く感じられますが、その背景には基本給の低さや業界特性、企業の給与構造などが影響している可能性があります。具体的な理由については、労働契約書や給与明細を確認し、詳細を企業の人事部門に問い合わせることをお勧めします。

もし、この設定に対して不満や疑問がある場合は、労働基準監督署や労働組合に相談することも一つの方法です。

Answer 2

一般に定額残業代制を導入している会社の導入理由は、見かけの支払い給与額を多く見せたいという理由が唯一の理由として挙げられます。

その制度は法規定にはない、運用次第では法違反にもなる制度です。従って未だに最高裁まで争う事件が多くあります。質問は20時間で7万円はどうか、でしたね。まずそれ以外の給与明細項目ごとの賃金額が不明なので、どうなのかは判断できません。私が経営者なら、絶対に導入しない制度ですね。