1.心理職の仕事は、国・自治体、医療機関などが主なところです。 (1)「仕事が少ない」というのは、正規職員の募集数が多くないということ。 中には非常勤をかけ持ちという人もいます。 スクールカウンセラーなどは時給は結構高いのですが、非常勤では勤務時間全体は少なくなるので総収入は高くないということです。 医療機関でも、規模の小さいクリニック(診療所)では、非常勤扱いの場合もあるでしょう。その場合は複数のかけもちでの仕事となります。 (2)国・自治体、あるいは一定規模の医療機関の正規の職員であれば「給料が低い」ということはありません。 2.医療機関に限らず、正規職員の公募は他の仕事と大きな違いはありません。基本は「公募」です。 (1)医療機関であれば、大概は病院の心理室、リハビリ室などに所属して、医師のオーダーによる心理検査を行ったり、相談、リハビリに参画したりするでしょう。病院によって内容は結構かわってくるでしょう。 a.小児科関連であれば、発達検査・知能検査などを行ったり、心理相談を行ったりします。 b.精神科関連では、知能検査や様々なスクリーニング検査を行います。精神障害(発達障害も含む)が対象となります。デイケアに参加することもあります。 c.神経内科、リハビリ関連では、高次脳機能障害の検査、訓練をおこなったりするかもしれません。 (2)「公募」などについては、ハローワークのネット情報などでイメージをつかんでください。 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/ (3)自治体などでは「心理」という枠ではなく、「福祉」で採用しているところもあります。イメージは、以下の「公認心理師協会」のホームページをご覧ください。 https://www.jacpp.or.jp/ 3.心理学は文系となっていますが、内容的には理系的な考え方、統計的な考え方を求められます。理系からのデメリットは、入学試験の学科でしょうか。文系と理系の学科の違い、配点等。 (以下は個人的な経験であり、一般化できないところもあります) 私自身も、文系・理系の選択で迷い、結局は文系選択しました。しかし、数学は好きだったので未練があったりしたのですが、大学の募集要項に「数学も重視する」というような記載があり、その大学は数学の点数が若干高かったので受けたら受かってしまった経緯があります。 基本的に大学の心理学は幅ひろくいろいろな領域の基礎を学びます。基礎実験はみな同じに受けたのですが、その後は研究室(要するに指導教官)を決めて、中級実験、上級実験を受けました。上級実験は直接的に卒論研究に結び付くものです。 「実験」についてですが、社会・人格心理学の領域では調査研究的なものを行っていました。私は実験認知心理学ということで、後輩に被検者を頼み、文字の認知の実験を行い卒論を書いています。 卒業後は、地元の都道府県の「心理」区分を受験して受かったのでそこで仕事をしています。「臨床心理士」資格も「公認心理師」資格もないときに入職しているので、個人的には現在も移行措置による「公認心理師」資格は特に取得していません。 自治体の心理職で、「公認心理師」資格まで必要とされるかはまだ未知数です。ただ、医療機関であれば「公認心理師」資格は必要と思います。 私はどちらかというと理系に近い心理の分野の卒業ですが、自治体の心理職としては、違和感なく仕事をスタートできています。それは、対人支援を行う場合に、文学的な人間の見方に限定せず、その人が置かれている状況や、物事に対する認知を知り、支援の方略を考えるということです。 仕事に必要な応用面、スキルアップについては、心理職が一人ではなく、先輩や同僚などと一緒に考えながら仕事を進めてきたということが言えます。
大学の心理学に行っても9割が心理とは関係ない一般企業にに就職です。大学院行って国家資格を取っても心理職に付けるのは極僅か、もしくは安い非常勤の仕事しかない為、食べて行けないです。 心療内科医師は医学部を出たお医者さんの事です。
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