現職中の転職活動での社用PC利用について質問です。 既に退職が決定して有休を消化中です。

Question

現職中の転職活動での社用PC利用について質問です。

既に退職が決定して有休を消化中です。転職活動時に社用PCを使ってweb面接やエージェントサイトの閲覧、職務経歴書の作成等行っていました。
私用PCを持っていなかったとはいえ、そのような行動を取ってしまったことを猛省しております。

その際に、イントラネットに接続されないよう個人用のデスクトップファイルとして履歴書や職務経歴書のデータを保管（退職日に削除）、私用メールにzipファイルで念のため送信をしてしまいました。（送信履歴、削除済みフォルダからも削除しました）

PC返却後、不正なやりとりがないか直近数ヶ月分のメール履歴をチェックされると話を聞き、退職後状況自分の行いが発覚した場合どのようなペナルティになるのでしょうか。

Answer 1

どの程度の規模の会社にお勤めだったのかが不明ですが、恐らく、多くの企業は、入社時に、貸与する社給PCを業務以外の目的で使用しないことを誓約させているかと思います。今回、もし問題になるとすれば、この誓約を破ったこととが、争点になるかと思います。また、有給消化中とのことですが、有給時ではなく、業務中に転職活動をしていた、ということになれば、そこも争点となるでしょう。いずれも可能性を突き詰めれば、最悪は訴訟まで行くこともあるかもしれません。
ただ、操作ログや、メールサーバのログを確認するのは、企業の規模が大きいほど、大変労力の掛かる作業であり、その労力に見合う損害と今回のケースで訴訟により得られる利益を考えれば、今回のケースでは、その可能性はかなり低いのではないかと考えます。仮にログを見られて発覚した場合、企業として、一番センシティブになるとすれば、個人のメルアドに送ったzipだと思いますが、今回送ったものが機密情報(顧客情報など)の漏洩ではないことは、ログを見ればわかることです。この辺り、セキュリティ意識の高い会社では、そもそも添付ファイルのある社外メール送信時は、上長の承認がされないと送ることができない、送信のタイミングで、送信ログが上長に送信されるなど、何かしらの制御が掛かるように運用されていますが、その制御もなくできてしまっている時点で、全従業員や退職者のログの詳細な確認まで、企業側で手が回っているとは、考えにくいように思います。
以上のことから、個人的には、今回のことが問題になる可能性は、非常に低いと考えますが、企業側として、あなたの在職中の勤務態度や、退職理由、経緯に疑わしい点がある、ワンマン社長に嫌がらせされていた等、労力を掛けてでも、ログを調べる価値がある、と判断される可能性は0%ではありません。調べられれば、確実にログがある以上、指摘されることになります。そうなったら、厳重注意、くらいで収まるよう、誠意を持って謝罪するしかないでしょう。先に謝ってしまった方があなたの気持ちは楽になるかもしれませんが、自白することにより、企業としては、調べざるを得なくなり、関係者に迷惑を掛ける(仕事を増やす)ことになるけど、結果的に損害というほどの損害でもない、となることが分かっているので、個人的には、上長がいろんな人に怒られるので涙目になる&最後まで迷惑を掛けた退職者の烙印が押されるだけだと思います。
既にやってしまったことはしかたないですが、後からこんな心配をするくらいなら、安易にやらないことが1番です。ご時世的にも、この辺りのコンプライアンスは年々厳しくなっていますし、新しい職場では、絶対に止めましょうね。
新天地で頑張ってください！