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軍事や戦史について学習するのに最適な学校を知りたいです。 同時に軍事学の学習を通して得た知見を活かせる職業ってどんなものがあるでしょうか? 軍事といっても広すぎるのは重々承知していますが…実戦なら自衛官。 メディアとしてならジャーナリストや映像系。執筆人等。 バリバリの理系なら機械系、 それ以外なら旅行業、観光業等でしょうか? あとは学芸員等? 後、銃火器等に詳しければエアガン関係もありますよね。 因みに私は実戦そのものより、学問としての学習に興味があります。 軍事とは生きること全般に関わるので、学んでおいて損はないはずですが、どうも軽視されがちな気がします。
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○教育を受けられる機関 文系、理系とも、狭い意味では防衛省・自衛隊の付属機関、例えば防衛大学などになります。 太平洋戦争の敗戦後、日本は戦力の放棄を唄う平和憲法を手にしました。この結果、一般の教育機関で軍事を扱うことは徹底的に忌み嫌われるようになりました。 少し前のニュースで、「日本学術会議の任命問題」というのがありました。委員は内部推薦に対して首相が任命するというものですが、一部の学者を菅前首相が任命拒否したという事件。 この日本学術会議は政府に対し科学技術政策を提言する役割がありますが、教育機関での軍事研究を拒否する姿勢を貫いています。 防衛省の組織である防衛装備庁は、学術界、産業界と官(防衛省)の技術研究コラボレーションを目指して、「安全保障技術研究推進制度」を10年ほど前から立ち上げましたが、日本学術会議は協力を拒否する立場を取りました。 https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/gunjianzen/index.html 参考まで、工業分野で一部の技術は軍事と非常に親和性が高いです。航空機・ロケット技術は当たり前ですが、土木工事などで岩を砕く発破作業も、モンロー/ノイマン効果を利用するものがあり対戦車ミサイルと同じ技術です。無人の宇宙観測機が小惑星の破片を回収して帰ってきましたが、これもミサイルで使われるEFP弾頭、ミズネ・シャルダン効果の応用を使っています。 ○研究ができる機関 これも、防衛省・自衛隊の付属機関が主になります。 防衛大学のほか、防衛研究所は防衛問題に関する政策の研究を行う機関で、戦史研究もします。 https://ja.wikipedia.org/wiki/防衛研究所 防衛研究所の所属員は自衛官のほか、国家公務員として採用された民間大学出身者を含みます。 技術的な研究開発は、三菱重工に代表される民間企業のイメージがありますが、基礎的な研究や装備品の企画・開発事業の推進は、防衛装備庁が行なっています。防衛装備庁の所属員は国家公務員として採用された民間大学出身者を含みます。 ○社会での応用 確かに、軍事に関連した知識、知見や過去の戦訓はビジネスでの決断に例えられることがあり、「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」という本などがビジネス書として読まれています。 最近では、OODAループがPDCAサイクルと比較して検討されることが多くなりました。 https://www.mhlw.go.jp/content/000961264.pdf https://ja.wikipedia.org/wiki/OODAループ
それだったら防衛大学しか無いです。
日本で軍事学を学ぶとしたら、軍事学を教えているのは防衛大学校の研究課程だけしかありません。 ここは現役の幹部自衛官しか入学できないし、自衛隊だって現場の人員に余裕はないので、入学を命じられるのはある意味難しいです。 ここを出てから幹部自衛官以外の職業を目指せるのは退官後になります。ここを出てから、大学院にでも通って箔をつけて、大学教授にでもなるしかないですよ。
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