年収の壁 支援強化パッケージに関して質問です。 私は現在、大学四年生です。 2022年12月分から2023年11…

Question

年収の壁 支援強化パッケージに関して質問です。

私は現在、大学四年生です。
2022年12月分から2023年11月分のアルバイト代が130万を超えそうで焦っています。アルバイトを２つしているのですが、１つは手渡しなため「手渡しなら関係ないよ」という言葉を信じこれまでバイトに励んできました。ところが調べるとそれは嘘だということで、余裕で130万を超えそうなことが発覚し、どうしたら良いのか悩んでいます。

そんな中、10月から年収の壁 支援強化パッケージがスタートしたというニュースを受け、130万を超えてガンガン働いてもいいのか！？となっています。

いろいろ調べましたが、具体的な手続き(証明書の提出)もなんのタイミングで出すのかよくわからないですし、学生は関係ないとか、社会保険以外は関係ないとかよくわからず、結局いつどこで何をしたら良いのか公的な文章を読んでも理解できていません。。

前置きが長くなりましたが、質問としては

①130万を超えても、年収の壁支援に関する適切な手続きをすれば学生でも親に迷惑をかけることはないのか(この場合、手続きの内容も教えていただければ幸いです。)

②支援強化パッケージが適用できないなら、最大限に何かするべきなのか(勤労学生控除等)

を教えていただけたら幸いです。。

Answer 1

① 親に迷惑がかかるのは103万円を超えた場合です。
130万を超えても質問者さんが払うお金が増えるだけなので親は関係ありません。

・103万円を超えた場合
質問者さんは税金の計算上働いている人になる。
すると、質問者さんの親の税金の計算で今まで使っていた扶養控除（質問者さんという税金の計算上働いていない子どもを養っていることによる割引）が使えなくなって、質問者さんの親が払う税金が増える。

・130万円を超える場合（税金について）
勤労学生控除という所得（税金の計算対象金額）の控除（減額）を使っても所得がゼロにならなくなるので、質問者さんが税金を払うようになる。

・130万円を超える場合（社会保険について）
今質問者さんは親の健康保険の扶養で親の健康保険の保険証を使っていると思うが、その親の健康保険から追い出されて自分で国民健康保険という自治体がやっている健康保険に入って保険料を払うことになる。
支援強化パッケージの適用になるなら、質問者さんの勤め先が親の健康保険に対して「質問者さんの収入が増えたのは一時的なものです」という書類を送って親の健康保険が認めれば質問者さんは親の健康保険から追い出されない。

② 上に書いたように、「勤労学生控除」は税金に関係すること、「支援強化パッケージ」は社会保険に関係することなので全く別物です。
普通に勤労学生控除は受けてください。