解決済み
日本の伝統産業の職人を目指している23歳男です。先日職場の上司に「この業界は衰退している、君みたいな若者が寝る間、休憩する間も惜しんで技術の向上に務めなければいずれ無くなってしまう。」ということを言われました。 本当にそうでしょうか? 技術の向上に務める、とは即ちサービス残業をするということになりますが、業界全体がそんな前時代的な思想を持ち、待遇が悪く若者がこの業界に入ってこないから、衰退しているのではないですか? 技術の習得が必須だとは思います。ここが学校なら、教えて頂くことに対しこちらが対価を払いますが、会社としてやっているならせめて業務時間内で技術を習得させるべきではないでしょうか? 私は伝統品が好きでこの業界に入ったので、衰退は私の代で止めたいと思っています。 しかしまだ23の若造の意見ですので、是非とも皆さんの意見をお聞かせください。
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技術の向上をしても、現代的なデザインの需要にマッチしてなければ誰も買いません。たとえば、昭和の頃に流行った桐のタンスなんか、若い子は部屋に置きませんよね。 伝統的な手仕事で作る物は高いから売れないのではありません。イギリスの伝統的なハンドメイドのスーツケース『グローブ・トロッター』は、高額にも関わらず世界中の若者に人気です。 若者が必要とするデザインに、丁寧な手仕事による耐久性が合わさって支持されているのです。 ブラック労働で狭い職人の世界に若者を縛り付け、奴隷化するのではなく、若い職人が世間のニーズを理解し、新しいアイディアを出せるように、余裕を持たせて外の世界に触れさせる事も大切だと思います。 「技術さえ高ければ売れる」という考えに固執した結果、時代から必要とされなくなって衰退したのが伝統産業の現状なのですから。
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