給与の前払いについて質問です。 私は、4月末(正確には有休消化で5月中に完全退職)で会社を退職しました。

Question

給与の前払いについて質問です。

私は、4月末(正確には有休消化で5月中に完全退職)で会社を退職しました。その際、一人暮らしが始まることや食費がないことで給与の前払いを依頼したのですが、本社の方に『前払いのサービスはそもそも行っていない』という理由で断られてしまいました。

私は20前半ですが、今まで家族と暮らしてきて生活費として月11万を入れており、それ以外は自分の身の回りのことなどにお金を使ったりするので、貯金は出来ていないです。
一時は副業なども考えましたが、そもそも会社が認めていないので貯金は貯まらない一方でした。

会社の事業所長は私の生活が苦しいことも理解しており、以前からも親身に相談に乗ってくださったのですが、、。
今まで一回も給与の前払いを行ったことはありません。
ですので、信用度的には問題ないと思います。

これって法律に違反していませんか？
法律だと『労働基準法第23条1項において、従業員の生活確保の見地などから、権利者からの請求があれば7日以内に支払うべきことを義務とする』とありますが、、。
労働基準監督署に問い合わせるべき案件ですか？
わかる方回答願います。

Answer 1

違反していません。
「4月末(正確には有休消化で5月中に完全退職)で会社を退職しました」とのことなので、現時点においてあなたはまだ退職していないからです。
4月30日は最終出勤日であって、退職日ではありません。有休消化を終える日が退職日なので、その翌日に未払い賃金の支払いを要求した場合は、会社はそこから7日以内に支払う義務が発生します。

Answer 2

使用者は、労働者の死亡又は退職の場合において、権利者の請求があ
った場合においては、７日以内に賃金を支払い、積立金、保証金、貯蓄金そ
の他名称の如何を問わず、労働者の権利に属する金品を返還しなければなら
ない。

退職の場合の未支払いの給料について・・・の記載です。
前払いの記載等一切ありません。