有給休暇に理由は必要でしょうか？

Question

有給休暇に理由は必要でしょうか？有給休暇についてですが、自分の会社は休暇を取得する際に理由を言う必要があります。
理由を言うのはいいのですが、その内容です。
私用や家庭の事情などでは、駄目と言うことです。
上司が言うには、「休ませないと言ってる訳ではありません、理由を明確にして下さい。」
と言われました。
つい先日も、「歯が痛いので病院に行きたい為、午後半休を取らせてください。」
と言ったところ、「痛いのになぜ午前中に行かないのですか？」
と逆に言われてしまいました。
仕事の関係上午後にしたと伝えましたが、だったらそこまで理由を言いなさいと怒られてしまいました。
人によっては、言いたくない理由で休む人もおり、現状うその理由を考えて休む人も中にはいます。
納得させる理由を考えるのも面倒ですし、せっかく許可をもらっても、休むことがいけない様に感じてしまいます。
そこまで理由を言う必要はあるのでしょうか？

Answer 1

そこまで理由を言う必要はあるのでしょうか？
→ 全く無いですよ。

別の方がやっているように、「私用で」で十分です。
法律的には、それ以上突っ込んだ理由を求めることはプライバシーの侵害になる可能性があります。
もし本気で人事（上司？）とやりあう気なら、ひとこと「あなた、それ違法行為だってわかって言ってますか？」と切り込んでいいと思います。

まあ現実的にはそこまで厳密にプライバシーを求める人間は厄介視されますし、面と向かってケンカしても利益は少ないでしょうから、当たり障りのないウソは必要かもしれないですけどね。ウソを強要させるような会社側の態度が問題なんですから。

ただ、どちらがおかしいかと言えば、決してあなたではありません。会社側です。

Answer 2

理由は必要でしょう。
私は 「私用」 と言う立派な理由で提出（承認印も自分で押していますがｗ）しています。
法的には理由は必要ないですが、社会的に見て「差しさわりのない理由」を書いておけばどうですか？

＞せっかく許可をもらっても、休むことがいけない様に感じてしまいます。

有休は許可じゃないですよ。
勤務日だが「その日に出勤しないけど、給与は下さい」という、意思表示です。

Answer 3

理由を聞くのは勝手ですが、それを理由に拒否することはできません。

前日に申請をして、時季変更権の行使で理由を聞いて判断するというのならわかります。

まぁそうはいっても、強行に休んで欠勤扱いにならないと法違反となならないので、納得させる理由を考えるしかないでしょうね。

Answer 4

「年次休暇の利用目的は労基法の関知しないところであり、休暇をどのように利用するかは、
使用者の干渉を許さない労働者の自由である」という判例があります。

原則、年休取得の申請があっても理由は聞かぬものです。
ただし、「時季変更権を行使するか否かを判断するため、労働者に対し休暇の利用目的を
問いただすことは許容される」という判例もあり、要は”ケースバイケース”である、と解釈すべき
でしょう。あなたの掲げた例では、時季変更権を行使するまでもないように感じます。

こういった問題が後を絶たないのも、年休一本だからなのだと思います。
アメリカなどでは、自由に使える休暇と、傷病用の休暇とに分かれています。
日本でもごく一部の企業がそういう休暇制度を導入していますが、
全体的にはまだまだの状況のようです。